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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ3
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ングチームの人もいてくれてな」
「何とかなったけれど」
 宇宙太と恵子もこのことについて話す。
「まず香月達が教えてくれなかったら」
「取り返しのつかないことになってたわ」
「皆がいてくれたからなんだよ」
 勝平はまた言った。
「俺達がこうして帰って来られたのはな」
「だからな。これからもな」
「皆で力を合わせてな」
「ああ、わかった」
 香月は明るい顔になってザンボットチームに応えた。
「宜しくな」
「こちらこそな」
「ワン!」
 勝平と香月が笑顔で握手したところでだ。千代錦が鳴いた。これが幸せの合図だった。
 
無敵鋼人ダイターン3
 万丈は今自分の屋敷で書類の山に囲まれながらぼやいていた。
「全くねえ」
「御仕事がですか」
「うん、多いね」
 苦笑いと共に傍らにいるギャリソンに言う。
「どうにもね」
「確かに。しかしです」
「これも仕方がないことだね」
「人類全体の復興に私達もです」
「力を尽くしているからこそだね」
「それだけの仕事になっています」
「そういうことだね。じゃあ」
 万丈は気を取り直して。そうしてだった。
 サインを次々としていく。その横では。
 ビューティとレイカ、それにトッポがだった。
 今は庭にあるダイターンを見ながら。こんな話をしていた。
「もうダイターンもね」
「戦うことはないのね」
「そしてその代わりにだね」
「うん、そうだよ」
 その通りだとだ。万丈が応える。
「これからは。戦い以外のことでね」
「その力が使われるのね」
「ダイターンの力ら」
「人類を救った力が」
「力は何の為にあるのかだね」
 万丈はサインを続けながら話す。
「まあ。暴力とかはね」
「そうです。何にもなりません」
 ギャリソンも応えて言う。
「それよりもです」
「そう、人の為になる力」
「それが必要なのです」
 こう話す彼等だった。戦いが終わった破嵐財閥は平和になっていた。しかしそれと共にだ。万丈は楽しい多忙の中に身を置いていた。

聖戦士ダンバイン
 ショウ達はバイストンウェルに戻っていた。そのショウにだ。
 トッドがだ。こう声をかけた。
「御前さんはそのままかよ」
「ああ、戻らない」
 こうだ。ショウはトッドに答えた。
「ここでもまだやることはあるからな」
「ドレイクの旦那が死んでもな」
「また悪意が起こるかも知れない。それにだ」
「色々いるからな、この世界にも」
「怪獣やそうした存在から人達を護る」
 ショウの声が強くなる。
「その為にも俺はここに残る」
「まあ俺もな」
 トッド自身もだ。どうするかというのだ。
「こっちに残るけれどな」
「そうするんだな」
「あっちに戻ってもやることは同じだしな」
「そうよね
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