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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ2
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サーさんが艦長って」
「かなり不安です」
 ここでメイリンとアビーが言う。
「けれど。それでも
「宜しく御願いしますね」
「うん、こちらこそ」
 こうしてだった。ミネルバの新しい艦長にはアーサーが就任することになった。タリアは司令官としてだ。引き続き軍に残るのだった。
 ハイネはルナマリアとレイに話していた。
「御互いにだな」
「そうよね。白服にね」
「それになったな」
「白服になりか」
 ハイネはルナマリアを見た。彼女は今はズボンだった。
 そのズボンを見てだ。彼女に言うのである。
「もうスカートは穿かないのか」
「何か白服ってこっちの方がいいから」
「ズボンの方がだな」
「ええ。だからもうこれにするわ」
「少なくとも動きやすい」
 レイはこう言って納得していた。
「いいことだ」
「そうだな。ところでだ」
「シンか」
「あいつよね」
「姿が見えないがどうしている」
「デートよ」
 それだとだ。ルナマリアがくすりと笑って答える。
「あの娘とね」
「ステラとか」
「ええ、そうよ」
 それでだ。今ここにはいないというのだ。
「丁度非番だしね」
「そうか。あいつもか」
「楽しくやってるわ」
「いいことだ」
 ハイネはその話を聞いてだ。笑顔で言った。
「それはな」
「いいことか」
「戦うばかりでは何にもならない」
 それでだ。いいよいうのだ。レイにも話す。
「それでは。俺達もだ」
「これから仕事だけれど」
「楽しむのか、それも
「ああ。何でも楽しむべきだ」
 こう言ってだ。二人を連れてだ。彼は楽しく軍の仕事をするのだった。
 そしてシンは。白服のままでだ。
 ステラと共にいた。彼女は白いワンピースだ。
 白と白でだ。それで二人並んでだ。
 シンはにこりと笑ってだ。ステラに言う。
「なあステラ」
「何?」
「本当にいいんだよな」
 こうステラに尋ねるのである。
「俺の家に来て」
「うん」
 こくりと頷いてだ。それでいいと返すステラだった。
「行きたい」
「それでいいんだな」
「そう。それでステラ」
「ステラは?」
「シンのお父さんやお母さん」
 まずは彼の両親だった。
「それとシンの妹」
「マユにもなんだな」
「うん、会いたい」
 そうしたいというのだ。
「是非共」
「ああわかった。それじゃあな」
「それで」
「それで?」
「仲良く暮らしていきたい」
 こうも言うのだ。
「二人で」
「そうだよな。二人でな」
「ステラシンのこと好き」
 ステラはまた言った。
「だから一緒に」
「それじゃあ今から行こうか」
「うん、それじゃあ」
 こう話す二人のところにだった。
 マユが来てだ。そうしてだった。
 そのうえでだ。
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