エピローグ2
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」
「平和に生きる」
二人はその道を選んだのだ。
連邦軍の宇宙基地でだ。ジェーンがジャンとミハイルに尋ねていた。
「私は軍に残ってるけれど」
「俺達か」
「どうするか、だな」
「ええ、これからどうするのかしら」
このことだった。尋ねるのは。
「軍に残るのかしら」
「いや、俺達はネオジャパンでな」
「そこでサラリーマンをする」
これが二人の選択だった。
「保険会社で働く」
「俺は貿易会社だ」
「何か。軍とは全然違う道ね」
「そうだな。けれどな」
「縁があってまた会えば」
その時はどうするかというのだ。
「飲もうな」
「これからもな」
「ええ、その時はね」
ジェーンも笑顔で応える。
ホバリーはジョージの話を聞いていた。
「おいおい、ネオホンコンに行くのか」
「あの人に誘われたから」
「マスターアジアにか」
「マスターガンダムの整備を担当して欲しいって言われて」
「それでか」
「それでバリーは?」
「俺は地球の欧州に入ってな」
それでだ。どうなるかというのだ。
「そこで郵便局員になる」
「選んだ仕事はそれなんだ」
「黄色いポストが仕事の相手さ」
つまりだ。ドイツに入るというのだ。
「それはそれで楽しみさ」
「そう。じゃあこれからも」
「楽しんで生きるな」
彼等の道も決まった。バリーは戦いから離れグレンは闘いを助けることを選んだ。
機動戦士ガンダムSEED エックス ASTRAY
プレアがカナードに話していた。
「もう戦いは終わったから」
「これからどうするんだ?」
「学校で勉強するよ」
「学校か」
「うん、明日からもうね」
そのだ。学園生活をはじめるというのだ。
「そうさせてもらうよ」
「そうか。じゃあ僕は」
「カナードはどうするの?」
「プレアと共にいたい」
そのだ。彼とだというのだ。
「戦いを離れてこれからは」
「これからは?」
「一人の人間として幸せに生きたいからね」
「だからだね」
「うん、だから」
微笑み。そしてプレアに話す。
「一緒にいよう」
「うん、僕達は友達だから」
「二人で」
二人は手を握り合う。そうして深い絆と共に生きることを選んだのだった。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
トダカはユウナの悲鳴を聞いていた。
「ど、どうしたのこれ!」
「また何かあったのですか?」
「赤字だよ赤字!」
それが理由でだ。叫んでいるユウナだった。
「いきなり五十パーセントも増えてるよ!」
「またえらく増えましたな」
「原因を知りたいんだけれど」
「おそらくですが」
「復興費かな」
「はい、それです」
何故赤字になるか。その元は容易にわかった。
「何しろ我がオーブ
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