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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ1
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                エピローグ1
 戦いが終わり。戦士達はそれぞれの場所に戻りだ。その新しい生活をはじめていた。

 機動戦士ガンダム
「そうか。政治家になるか」
「そうすることにした」
 シャアがアムロに話していた。
「そしてそのうえでだ」
「この宇宙を変えていくか」
「戦争の傷跡はある」
 だがそれでもだと。シャアはアムロにさらに話すのだ。
「しかしそれでもだ」
「希望はあるな」
「希望に満ちている」
 それでだというのだ。
「私は。この地球だけでなく銀河、そして宇宙全体を考えてだ」
「連邦政府の議員に立候補するか」
「そうする。そして君だが」 
 アムロに対してだ。シャアは問うた。
「どうするのだ。今後は」
「俺か。俺はこのままだ」
「軍に残るか」
「ああ。俺は政治家やそうしたものには興味がない」
 それならばだと。アムロも己の道を見て話す。
「それなら。軍に残ってな」
「それで人類の為に働くか」
「そう決めたさ」
「私もだ」
 そしてそれはだ。ブライトもだった。
「私も軍に残る」
「そうか。貴方もか」
「アムロと共にな。私のできることをしていく」
 彼もまた。軍に残ると決めた。
 そしてセイラは。どうするかというと。
「私は。そうね」
「セイラ、君はそれで」
「どうするのだ?」
「誘いを受けているの。学園の理事長にね」
 微笑んでだ。アムロとブライトに話す。
「それになるわ」
「教育者か」
「それになるのか」
「もう株で生きていくヤクザなことはしないわ」
 その生計はもう捨てるというのだ。
「私にできることをしていくわ」
「そうか。君もまた」
「己の道を見つけたか」
 セイラもそうだった。そして。
 カイはハヤトにだ。こう話していた。
「じゃあ俺はジャーナリストに戻るぜ」
「そうか。前の仕事に戻るんだな」
「そっちはそっちで楽しいからな」
 だからだとだ。ハヤトに笑顔で話すのだ。
 そのうえであらためてだ。彼はハヤトに尋ねた。
「御前はどうするんだ?」
「俺も元に戻るよ」
「カラバに戻るのかよ」
「いや、実は柔道の道場を開いているんだ」
「じゃあそっちでか」
「ああ。子供達を育てていくよ」
 彼はそうするというのだった。
「これからはな」
「わかったぜ。じゃあまた縁があればな」
「また会おうな」
 二人は再会を祝して別れた。リュウとスレッガーは。
 二人でだ。アムロとブライトに話すのだった。
「俺達はこのままだ」
「軍に残るな」
 二人は軍だった。
「それじゃあこれからも」
「頼むな」
「はい、わかりました」
「それならこれからも」
 四人はそれぞれの手を握り合う。一年戦争の絆はそのままだった。
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