エピローグ1
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のその役目の兼任の理由だというのだった。
「それができるようになったのだ」
「だからですか。平和だから」
「テストパイロット兼任で防衛もですね」
パサロフとジャクリーンがシナプスの話を聞いて尋ねた。
「部隊を多く割く必要もない」
「それが理由ですか」
「そうだ。ただしだ」
ここでまた言うシナプスだった。
「戦闘用のモビルスーツも置かれる」
「デンドロビウムもですね」
「いざという時はそれで戦う」
そうするとだ。コウにも話すシナプスだった。
「だから安心していい」
「わかりました。じゃあ」
「さて、では早速テスト運用の開始だ」
シナプスは一同を仕事に駆り出す。
「いいな」
「了解です」
「それじゃあ」
こうしてだった。彼等はオーストラリアに戻り。元の仕事に戻った。尚コウは程なくしてニナと正式に結婚した。その後にキースとモーラが。
機動戦士ブイガンダム
ウッソ達は戦いが終わり。
「じゃあ今日もだね」
「ああ、学校だ」
「では行こう」
ウッソにだ。オデロとトマーシュが応える。こうしてだった。
彼等は学校に向かう。しかしその前にだ。
マーベットが背中に赤子を背負いながら彼等に言った。
「待って。車出すわ」
「車あるんですか」
「いいんですか?」
「ああ、遠慮するな」
オリファーが彼等に笑顔で応える。三人は戦いの後でオリファーとマーベットに引き取られだ。養子の様に育てられているのだ。
そしてだ。彼女も。
「シャクティ、貴女もね」
「早く用意しろ」
「は、はい」
シャクティは慌てて出て来てだ。二人に応える。
「じゃあ今からですか」
「ああ。通勤の途中だからな」
オリファーはこう笑顔で彼等に話す。
「乗ってけ。遠慮するな」
「すいません。それじゃあ」
「オリファー、それじゃあね」
「ああ、行って来るな」
オリファーはサラリーマンになった。彼は戦いを終えてそれでウッソ達を養う道を選んだのだ。彼は今心の底から幸せを感じていた。
ジュンコは。軍でシュラク隊の面々と共にいた。
「じゃああれだね」
「はい、カテジナ=ルースもです」
「実家に戻りました」
「そうなんだね」
ジュンコは彼女達から話を聞いてだ。神妙な顔になっていた。
そしてその顔でだ。こう言うのだった。
「それがいいだろうね」
「そうですね。戦いを忘れて」
「それで静かに過ごすのも」
「長い戦いだったしね」
ジュンコはこれまでの戦いを思い出して言う。
「正直彼女はね」
「戦っては駄目だった」
「そうだったんですね」
「おかしな部分が出るからね」
カテジナのだ。隠されていた狂気がというのだ。
「だからああして。実家でね」
「普通のお嬢さんとして生きる方が
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