エピローグ1
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笑顔で即答するシーブックだった。
「それはさ」
「そう。よかったわ」
「学校に通いながら。それで卒業したら」
「その時は完全にね」
「二人でね」
こうした話をするのだった。その二人にだ。
ビルギットがだ。笑顔で彼女に話すのだった。
「俺もな」
「ビルギットさんはどうされるんですか?」
「これからは」
「俺は軍に残るさ」
彼もそうするというのだ。
「そこで頑張るさ」
「そうですか。頑張って下さい」
「それでは」
「私はその中で」
ザビーネも軍に残るという。だが彼は少し違っていた。
「モビルスーツの教官になることになった」
「それにですか」
「教官に」
「私も私のやれることをやろう」
ザビーネもこの考えに至っていた。
「人類の未来の為にな」
「私も軍に残る」
ドレルも二人と同じだった。
「もう貴族主義はない。これからはだ」
「人類全体の為に」
「皆が」
「何か。二人以外は軍に残るけれど」
アンナマリーの選んだ選択も軍だった。
「昔の連邦軍とは違うからね」
「そうですね。今では銀河の為の軍ですから」
「やりがいがありますね」
「そうだ。だからこそ軍で働かせてもらう」
ドレルがシーブックとセシリーに話す。
「これからはな」
「わかりました。じゃあ頑張って下さい」
「私達もそうします」
こうしてだった。彼等も彼等の道を歩むのだった。
機動戦士クロスボーンガンダム
「じゃあカラス先生は」
「はい、そうです」
カラスは穏やかな笑顔でトビアに話していた。
「教師に戻ります」
「そうですか。頑張って下さいね」
「ではトビア君、君は」
「僕は学校に残ります」
彼の選択肢はそれしかなかった。
「そこからまた勉強します」
「そう、勉強は大切です」
カラスはもう教師の顔になっていた。そのうえでの言葉だった。
「それは学校の勉強だけではありませんよ」
「人生全てのですね」
「学校はそれを学ぶところです」
「わかりました。では」
「僕もだね」
ギリもここで言った。
「学校で人間も勉強するよ」
「君もなんだ」
「そうさ。トビアと同じさ」
こうだ。ギリは笑顔でトビアに話した。
「僕も。戦いが終わったからね」
「だからだね」
「うん、人間として学んでいくよ」
学校でだ。そうするというのだ。
そしてだ。彼と共にいたバーンズとローズマリーは。
「御前はどうするのだ?」
「あたしかい?そうだね」
笑ってだ。ローズマリーはバーンズに話した。
「実はアナハイムからスカウトされててね」
「モビルスーツのテストパイロットだな」
「ああ、それになるよ」
「わかった。そうか」
「あんたはどうするんだい?」
今度はローズマ
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