エピローグ1
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れるから」
「何か。不思議だな」
彼等のそうした話を聞いてだ。カミーユはこう言った。
「こうしてこの人達の話を聞くなんてな」
「そうね」
フォウがカミーユのその言葉に頷く。
「かつては。戦った間柄だったのにね」
「それが仲間になって」
それからだった。
「今はこうしてこれからどうするかを聞くなんて」
「人生はわからないものね」
「うん。それでフォウ」
カミーユはフォウにも尋ねた。
「君はこれからどうするんだい?」
「学校に入るわ」
彼女はそうするというのだ。
「それでOLになるわ」
「戦いから去るんだね」
「ええ、そのつもりよ」
彼女が選んだ道はそれだった。
そしてファはロザミアに尋ねた。
「ロザミィはどうするの?」
「私?」
「ええ、貴女は」
「お兄ちゃんと一緒にいて」
まずはカミーユだった。
「それで学校に通うの」
「そうするのね」
「色々あったけれど」
それでもだというのだ。
「普通の生活に入りわ」
「そうね。それが一番ね」
「あと俺達は」
「同じだな」
トーレスとサエグサはというと。
「ブライト艦長と一緒にな」
「艦橋にいるからな」
「そうですか。同じなんですね」
カミーユが彼等に応える。
「御二人は」
「艦長一人じゃな。大変だしな」
「俺達もな」
二人はそれが選んだ道だった。そして。
ベルトーチカはというと。
「もう少しどうにかならないかしら」
「あれですか。チェーンさんとですね」
「アムロ中佐、いえ大佐と」
「相変わらずよ」
そうだとだ。カミーユとファに話すのである。
「全く。どうしたものかしらね」
「頑張って下さいとしか言えないですけれど」
「御元気で」
「ええ、またね」
それでも笑顔で別れる彼女達だった。
「縁があったら何処かでね」
「また楽しくやりましょう」
「その時は」
「ねえサラ」
カツはサラに尋ねている。
「君はこれかあ」
「地球に行くわ」
「地球に?」
「そう。ハヤトさんのところにね」
「父さんのところに」
「そこで貴女と一緒にね」
「いてくれるんだ」
二人はそうなるのだった。彼等も二人で道を歩くのだった。
機動戦士ガンダムZZ
ジュドーとルーをだ。皆が見送っていた。
「じゃあな」
「元気でね」
「またメール送るよ」
ビーチャにモンド、イーノが二人に声を送る。今彼等は木星に向かう港にいる。そこで集ってそれで全員で話をしているのである。
「また帰って来るよな」
「シャングリラに」
「待ってるよ」
「ああ、じゃあな」
ジュドーも笑顔で彼等に返す。
「学生とジャンク屋両方頑張ってくれよ」
「それに加えてパイロットもやるようになったからな
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