エピローグ1
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「その彼等に頭を期待してもです」
「無駄か」
「そう判断してやっています。ですが」
ここでだ。アズラエルはこうも言った。
「彼等を失うつもりはありません」
「その気はないのか」
「大切な仲間ですから」
だからだというのだ。
「失う気は毛頭ありません」
「そこに計算はあるのか」
「ないと言えば嘘になります」
この辺りは企業家らしい。
「しかしそれ以上にです」
「仲間としてか」
「彼等とはこれからも一緒ですよ」
笑顔での言葉だった。アズラエルもロンド=ベルにいてだ。大きく変わったのだ。三人の頭の中身だけは全く変わりはしていないが。
エピローグ1 完
2011・7・11
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