エピローグ1
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だろ」
「赤服への愛着もあった」
このことも言うのだった。
「あれはあれでば」
「あれはデザインもよかったしな」
「決して。白服のデザインが悪いという訳ではないが」
「やっぱり汚れがな」
「うむ。気になる」
彼等がだ。こうした話をしていると。
その前からだ。アズラエルが来たのだった。そのうえで彼等に言う。
「久し振りですね」
「あっ、アズラエルさん」
「来られたんですか」
「はい、ザフトとのお仕事のことで」
それで来たというのだ。
「そうした次第です」
「そういえば今度あれだったよな」
「新しいプラントを建設するという話があったな」
「そうです。今度のプラントは」
そのプラントがだ。どうかというと。
「BF団に襲われようともです」
「無事な」
「そうした頑丈なプラントをか」
「建設されるんですね」
「いや。彼等もいなくなって何よりです」
まだ彼等を嫌っているアズラエルだった。
「あの妖怪仙人達がいなくなって」
「ああ。全くだぜ」
「常識を無視する奴なんて抹殺だよ抹殺」
「そう。いらない」
オルガにクロト、シャニも出て来た。
「折角戦いが終わったんだからな」
「もうあんな連中出て来なくていいよ」
「全然構わない」
「そういう御前等はどうしているのだ?」
イザークがその三人に問うた。
「今は」
「ああ、俺達か」
「連邦軍に残ったんだよ」
「テストパイロット」
それで残ったというのだ。
「何でも頑丈だからってことでな」
「どんな無茶もやらせられるって言われて」
「それで残った」
「つまりあれかよ」
ディアッカはここまで聞いて言った。
「実験担当ってことだよな」
「そうだな。どうやら」
「そうとしか思えないです」
アスランとニコルもそう見た。
「頑丈だとな」
「そういうこともできるからな」
「何か当たり前みたいな流れですね」
「彼等は貴重な人材ですよ」
アズラエルが言う。
「何しろ何をしても死にませんから」
「おうよ、簡単に死んでたまるかよ」
「首が飛んでも生きてみせるよ」
「俺達は不死身」
「本当に死なないんですか?」
ニコルも半分そう思っていた。
「この人達って」
「おそらくはそうだろうな」
ここでミゲルが来て言う。
「この連中はな」
「凄いことですね」
「まあ死なないのはいいことです」
アズラエル自身もそうだがこう言うのだった。
「それだけ色々なことができますから」
「頭は考慮しているのか?」
「いえ、全く」
こうミゲルに返す。
「そのことについては何一つです」
「ある意味大胆だな」
「何しろティターンズ相手に大暴れして死刑判決を受けていますから」
そもそもが滅茶苦茶だったのだ。
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