エピローグ1
[12/18]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
治家としても」
「では俺はそのリリーナをだ」
守るというのだった。それが彼の決めたことだった。
機動戦士ガンダム第08MS小隊
テリーはノリスから話を聞いていた。
「じゃあ隊長は」
「そうです」
その通りだとだ。ノリスはテリーに話す。
「今は軍を退かれ」
「そこで二人でか」
「農家として暮らされています」
「そうか、それは何よりだな」
テリーはそのことを聞いて笑顔で話した。
「幸せみたいだな」
「はい、それはもう」
ノリスも太鼓判を押す感じである。
「御二人共」
「そう、それを聞いてね」
「安心したよ」
カレンとミケルは二人の話を聞いてだ。笑顔で言った。
「二人共色々あったけれどね」
「幸せになれるんならね」
「そうだな」
エレドアも微笑んで言う。
「敵味方に別れたりもしたしな」
「はい、バルマー戦役の頃は」
その頃はシローはロンド=ベルにいなかった。
「その頃は大変でした」
「けれどそれも終わって」
「遂に」
「二人でなんだな」
「暮らせるんだな」
「それで皆さんは」
ノリスは彼等のことを尋ねる。
「どうされますか?」
「ああ、俺達はな」
「一緒だよ」
「このまま軍に残ってね」
「働いていくさ」
「左様ですか」
ノリスは彼等の話を聞いても笑みになる。そしてだ。
自分はだ。これになったというのだ。
「私は軍を離れ」
「それでどうなるんだ?」
「ジオン共和国の政府に入ります」
そこだというのだ。
「これからは文官です」
「そうか。じゃあそっちもな」
「はい、新しい道を歩みます」
彼等もそれぞれの道を歩みはじめていた。そしてそのシローとアイナは。
身重のアイナにだ。シローが声をかけていた。
「アイナ、無理はするなよ」
「ええ、大丈夫よ」
微笑んでだ。シローに応えるアイナだった。
二人は広い農園の中にいる。そこで、だった。
農作業しながら。そのうえで話をしていた。
「まだね」
「けれどもうすぐだよな」
「八ヶ月よ」
そのお腹をさすりながらの言葉だった。
「私達の赤ちゃんがね」
「生まれるんだな」
「あと少しだから」
「楽しみにしておくか」
「そうね。本当に楽しみだわ」
二人は幸せの中にいた。戦士としての二人は終わったが。二人はこれからだった。
モビルスーツガンダム アドバンスドオペレーション
セラーナにだ。官僚達が尋ねていた。
「ではもう軍には」
「戻られないのですか」
「はい」
セラーナは微笑みだ。その通りだというのだった。
「そうします」
「左様ですか」
「ではこのまま」
「はい、仕事をさせてもらいます」
連邦政府のだ。官僚としてだというのだ。
「このま
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ