第百三十話 終わりのはじまり
[4/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「こっちは五千億です!」
「それだけ来ました!」
こう報告があがる。
「宇宙怪獣達の半分がです」
「こっちに来ました!」
「やはりな」
タシロはそれを聞いて静かに頷いた。
「バスターマシンのことをわかっているな」
「はい、まさに」
副長もタシロのその言葉に頷く。
「そして我々のことも」
「最大の脅威と認識しています」
「アポカリュプシスのな」
「なら艦長」
副長はあらためてタシロに言う。
「ここはです」
「そうだ。数がどれだけいようともだ」
タシロもだ。既に覚悟を決めていた。そのうえでの言葉だった、
「我々は戦う、そして勝つのだ」
「そうしなければ生きられませんから」
「全軍迎撃用意!」
タシロもまた全軍に命じた。
「いいな、何としてもバスターマシン三号を守れ!」
「ええ!」
「わかってます!」
「そして皆生き残れ!」
こうも命じる田代だった。
「いいな、何があってもだ!」
「はい!」
「それじゃあ!」
こうしてだった。五千億の宇宙怪獣とだ。ロンド=ベルの戦いがはじまた。
宇宙怪獣達が殺到する。その彼等にだった。
ロンド=ベルは攻撃を浴びせる。接近した宇宙怪獣達にだ。
ウーヒェイがだ。グレイブを振り回してだ。
敵中に切り込み。グレイブを切り回し両断していく。
「幾らいようともだ!」
「ここまできたらどうってことないぜ!」
デュオもだ。サイズを振り回して切っていく。
「接近した奴等は俺達は引き受ける!」
「遠い連中は頼んだぜ!」
「うむ」
「わかっている」
ヒイロとトロワが応える。そしてだ。
バスターライフルと一斉発射でだ。遠間の敵も薙ぎ倒す。カトルも。
「カトル様!」
「それじゃあですね!」
「ここで!」
「はい、一斉攻撃です!」
周りにいるマグアナック隊にだ。こう命じるのだった。
「御願いします!」
「了解です!」
「わかりました!」
彼等も攻撃を浴びせる。そしてだ。
マイクもだ。兄弟達に言う。
「ヘイ、ブラザーーーー!」
「イエーーー!」
「わかってるぜ!」
彼等も応えてだ。派手にギターを奏でる。
「今は最高のステージだっぜ!」
「全開で行くぜ!」
「その通り!こんな最高の舞台はないぜ!」
マイクも言いだ。その音楽でだ。
宇宙怪獣達を粉々にしていく。その戦闘中にだ。
タシロがだ。全軍に言う。
「あと十分だ!」
「十分!?」
「十分っていうと」
「十分でバスターマシンが爆発する!」
そうなるというのだ。
「それで宇宙怪獣達も奴等の巣を吹き飛ばす!」
「あと十分守れば」
「それで、ですね」
「この戦いは俺達の勝ち」
「そうなりますね」
「そうだ、あと十分だ」
銀河
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ