第百二十八話 最後の戦いへ
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でだ。
「撃て!」
「狙いを定める必要はない!」
「とにかく撃て!」
「斬れ!」
「殴るんだ!」
こうしてだ。手当たり次第に攻撃を浴びせる。その中には。
ユングもいた。彼女もマシンを動かし叫ぶ。
「ジャコビニ流星アターーーーーーーック!」
その攻撃でだ。宇宙怪獣達を炎に変えていく。戦いはあまりにも激しい。
しかしロンド=ベルはだ。徐々にではあるが確実にだった。
彼等を押していた。とりわけだ。
マスターアジアとシュバルツがだ。縦横に暴れていた。
「この程度では!」
「銀河を破壊することなぞできん!」
こう叫びながらだ。宇宙怪獣達を粉砕していく。
そしてだ。マスターアジアは。
その手に力を帯びさせ。そのうえで。
「ダークネスフィンガーーーーーーーーーーッ!」
「シュツルム!ウント!ドランクゥッ!」
シュバルツもだ。嵐となりだ。
それぞれ合体型を葬る。一撃でだった。
大爆発を見てだ。ロンドべ=ベルの戦士達は言った。
「流石だな」
「前よりもずっと強くなってるよな」
「前も洒落にならない強さだったのに」
「今はもう」
「鬼神だな」
「ああ、尋常じゃない」
こう言う彼等だった。
「味方でよかったぜ」
「あの人達が今敵だったらな」
「想像するだけでも怖いな」
「全くだぜ」
彼等をしてだ。こう言わせるものだった。
そのうえでだ。彼等もだ。
宇宙怪獣達を倒していく。そうして遂にだった。
五十億の大群をだ。一匹残らずだった。
「敵、反応なくなりました!」
「そうか、やったか」
タシロは副長の話を聞いて言った。
「遂にだな」
「はい、やりました」
「最初の戦いは終わった」
こう言うタシロだった。
「だが。あくまで最初だ」
「まだまだこれからですね」
「我々の勝利はあくまでだ」
厳しい顔での言葉だった。
「敵を最後まで倒しだ」
「生き残ることですね」
「それまで勝利はない」
これがタシロの言葉だった。
「わかったな。それではだ」
「それではですか」
「全軍補給を受けだ」
そしてだというのだ。
「応急の整備を受けた後でだ」
「再びですね」
「全軍進む」
こう言うのである。
「わかったな。それではだ」
「では今よりですね」
「補給と整備」
「それを行いましょう」
こうしてだった。全軍補給と整備に取り掛かるのだった。
その中でだ。アレンビーが言うのだった。
「有り難い話よね」
「全くだ」
キメルが彼女の言葉に頷く。
「この方々が加わってくれたのはな」
「百人力ね」
「まさにその通りだ」
「そうですね。それにしても」
レインは常識から話した。
「よくここまで来られましたね」
「ふふふ、
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