第百二十七話 発動
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れならもう」
「それで終りか」
「そうだ、生き続ける訳にはいかないんだ」
こうカーシャとギジェに話すのだ。
「だから新しい生命を守り」
「そして新しい知的生命体の」
「その元をか」
「ああ、イデは手に入れようとしているんだ!」
「それが真の目的なのかな」
デクも言う。
「アポカリュプシスも」
「その一面はあります」
ここでシュウが彼等に話す。
「我々が乗り越えなければならないことです」
「それじゃあよ」
カーシャがそのシュウに問うた。
「色々な星に流星をぶつけて滅ぼしているのはどうしてなの?」
「それはおそらく」
コスモがそのことについて話す。
「悪しき心をなくす」
「悪しき心をなの」
「そうだ、イデは善き心によって発動する」
コスモはこのことも話した。
「その伝説はそのことだったんだ!」
「だからルウやメシアの様ななのね」
「そうだな」
ギジェはカーシャの言葉に頷いた。
「純粋な心を守りだ」
「育ててなのね」
「イデの残る力で」
また話すコスモだった。
「善き知的生命体を復活させる」
「それじゃあどうしてなのよ!」
カーシャは激昂した声になっている。
「あたし達はどうして生きてるのよ!」
「ああ、こんな甲斐のない生き方なんてな!」
コスモもだ。利用される様な生き方はだというのだ。
「俺は認めない」
「そうよね」
「例えそれがイデの力であっても!」
「それが正解です」
シュウもそれでよしと話す。
「ここは何があってもです」
「運命を切り開く」
「そうするべきです」
シュウはギジェにも話した。
「何としてもです」
「そうだな。じゃあ」
「そろそろだよ」
決意が固まったところでだ。デクがコスモに言う。
「DSアウトだよ」
「コスモ、いけるか?」
ベスがコスモに問う。
「今は」
「わからない。しかしだ」
「しかしか」
「やれるのか、ベスは」
「わからん」
ベスもこう言うしかなかった。
「だがDSアウトするのはだ」
「それは」
「そうだ、イデの意志だ」
今は全てがだ。それに基くものだった。
「何もかもな」
「イデ、一体何故だ」
コスモはそのイデの意志に対して問うた。
「何故教えてくれるんだ」
「間違いないよ」
ここでもだ。デクが言った。
「出た先にはね」
「敵がいるな」
ギジェが鋭い顔で返す。
「我々の」
「うん、本当の敵が」
「ワンポイント攻撃だ!」
そうするとだ。コスモは言った。
「それでやるしかない!」
こうしてだった。光がだった。
彼等を包み込みそれが消えた前にいたのは。
「何だこりゃ」
「バッフクランの兵器か?」
「巨大な加粒子砲」
「これが」
「戦
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