暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百二十六話 父として
[7/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「その時は」
 モンドとイーノも話す。
「イデが発動して」
「僕達も」
「その危険はあるのよね」
 ルーも言う。
「零じゃないから」
「けれどな。無駄な血を流し続けるよりはな」
 ジュドーはそれよりはというのだ。
「ましだぜ」
「戦いを止める為の戦い」
 カミーユも言う。
「永遠に終わりのない泥沼かもな」
「へっ、因果なことだな」
「全くだな」
 ジェリドとヤザンはこう言った。
「ティターンズの時とはうって変わってだな」
「そんな哲学的な状況になっちまうなんてな」
「運命、ね。あの時は考えたこともなかったね」
「そうだったな」
 カクリコンはライラに言葉を返した。
「ただ戦うだけだった。楽だったよ」
「確かに毒ガスには嫌気がさしていたがな」
「思えばティターンズの思想は小さかったな」
「全くだ」
 ラムサスとダンケルもティターンズ時代のことを話す。
「地球でしかなかった」
「そこから出ることはなかった」
「それが今では宇宙を見て考えている」
「変われば変わるものですね」
 マウアーとサラもだ。その変換に戸惑いさえ感じていた。
「けれど。今の私達は」
「その運命に従えますね」
「正直あんた達も変わったよな」
 ジュドーはそのティターンズの面々にも話した。
「まあ声とかは前からどっかで聞いたとか思ってたたけれどな」
「おいおい、それを言ったらな」
 ジェリドが笑いながらそのジュドーに言い返す。
「御前さんの声はゲーツ=キャパにそっくりじゃないか」
「あっ、わかったか」
「あれだろ?俺の声は黄金とかヤンロンとかだっていうんだろ」
「前から似てるって思ってるんだけれどな」
「否定はしないさ」
 ジェリド自身もだ。それはしなかった。
「実際に似てるんだからな」
「っていうかそっくりだぜ」
「私も」
 ロザミアも言う。
「リンダさんと」
「そうよね。似てるわよね」
 リンダもそのロザミアに笑って返す。
「ケーンだってイーノ君とかダンケルさんに似てるし」
「何かそれ言われるのってな」
 そのケーンが言う。
「微妙な気持ちだな」
「そうだろ。声の問題ってのはな」
「言われるとそうなるな」
 タップとライトもだった。
「俺もだしな。ヤザンさんとかヂボデーとかな」
「俺はマシュマーさんだしな」
「私も最初は驚いたものだ」
 マシュマー本人が言う。
「何故私がもう一人いるのだとな」
「確かにそっくりね」
 リンダも驚くことだった。
「そういえばミンさんとフォウもね」
「ははは、似てるね」
「他人の気がしないわ」
 ミンとフォウが笑いながら言う。
「妹どこか分身って気がするよ」
「私がもう一人いるみたいな感じね」
「本当に同一人物じゃないの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ