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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百二十二話 終わりなき総力戦
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った。
 戦艦を何発も殴りつける。
「これでどうだ!」
「この攻撃なら!」
 攻撃を浴びせながらだ。コスモとカーシャが言う。
「この戦艦も!」
「もたない筈よ!」
「ここは止むを得ない」
 ギジェが攻撃を繰り出す中で言う。
「ハルル殿には悪いが」
「くっ、司令!」
「これではです!」
「この艦もです!」
 その破壊的な攻撃を受けてだ。艦もだ。
 瞬く間にあちこちから火を噴く。部下達はそれを見て言うのだった。
「もちません!」
「どうされますか!?」
「巨神達とロゴ=ダウの異星人達の力が増しているというのか」
 ハルルも驚きを顔に見せながら言う。
「まずい。この力はあまりにも危険だ」
 こう言ってだった。決断を下した。
「ここはだ」
「はい、ここは」
「どうされますか?」
「撤退だ」
 彼女が選んだ選択はこれだった。
「撤退する。いいな」
「わかりました。それではです」
「今すぐに」
「そうしましょう」
 こうしてだった。ハルルは旗艦を己の軍と共に撤退させた。ワープを使ってだ。
 戦闘が終わったと見てだ。ロンド=ベルもすぐに動いた。
「よし、じゃあ今のうちにだな」
「ああ、DSドライブに入ろう」
「ここにはバッフクランの大軍が集まっているんだ」
 だからだ。一刻の猶予もなかった。
「早く撤退を」
「今のうちに」
 こうしてだ。彼等もその場を去ろうとした。しかしだった。
 急にだった。ハタリがソロシップのゲージを見て言うのだった。
「待て。ソロシップのパワーが」
「な!?これは一体」
「上がっている!?」
「じゃあまたイデが」
「何かするっていうのか」
「ちっ、何だってんだよ!」
 ゴウがその中で舌打ちする。
「イデってのは何考えてるんだよ!」
「いけませんね。ここは各機帰還して下さい」
 エキセドルはその中で冷静に言った。
「さもなければ離れ離れになります」
「ちっ、仕方ない!」
「こうなったら!」
「ここは皆集まれ!」
「集結しろ!」
 こうしてだった。彼等は何とか集まってだ。そうしてだった。
 その強制的なワープの中に入った。そして辿り着いた先は。
「何だここは」
「今度は何処に出たんだ?」
「ええと、方位は?」
「どうなってる?」
 まずはそれを確めようとした。しかしだ。 
 彼等はだ。前に見たのであった。
「あれは」
「何だあの巨大な戦艦は」
「それに周りのマシンや戦艦は」 
 そういったものを見てだ。わかったのだった。
「バックフラン軍」
「それも奴等の本陣かよ」
「そうみたいだな」
「ってことはだ」
 宙も言う。
「あの巨大戦艦は奴等の旗艦なんだな」
「そうみたいね」
 美和も宙のその言葉に頷く。

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