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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百二十一話 出航!銀河中心殴り込み艦隊
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「そうそう、お水が一番」
 ルナは強引にそういうことにしてしまう。
「コミネラルウォーターだからいいのよ」
「じゃあこのジュースは」
「うむ、貰おう」
 マラソンから帰って来たサンドマンがだ。爽やかな笑顔と共に出て来て言う。
「そのジュースをな」
「はい、どうぞ」
「それではだ」
 こうしてサンドマンはそのジュースを飲む。一気にだ。
 しかし彼はだ。全く平気だった。
「美味いな」
「有り難うございます」
「生き返った」
 平気そのものの顔である。
「さて。では次の競技に赴こう」
「頑張って下さいね」
 こうしてだった。彼は平気だった。そしてだ。
 アズラエルもだ。クスハのジュースを平気な顔で飲んで言うのであった。
「スポーツの後の美味しい飲み物は最高ですね」
「あんた、本当に何ともないんだな」
 シローが唖然としてその彼に言う。
「そんなものを飲んでも」
「はい、平気です」
 実際に何ともない彼だった。
「僕にとっては実に美味しいものです」
「コーディネイター以上だな」
 シローはそのアズラエルをこう評した。
「まさにな」
「まさに?」
「変態だな」
 ついだ。こう言ってしまうのだった。
「あんた、やっぱり変態だな」
「そうでしょうか」
「ああ、違うよ」
 こう言うのだった。
「常人とは思えねえ」
「昔から言われています」
「自覚はしてるんだな」
「個性です」
 平然とこう言うのだった。
「僕の個性ですから」
「それがか」
「超能力や念動力はないですが」
「あっても驚かないさ」
 シローは真顔で返した。
「あんたの場合はな」
「おやおや、買い被りではないですか?」
「だからあんた本当にまともな人間か?」
 そもそもそのこと自体が怪しいというのだ。
「サイボーグとかじゃねえよな、本当に」
「ですから普通の人間ですが」
「全然信じられねえ」
 こう言うしかないシローだった。
「一体何者なんだよ」
「まあまあそう仰らずに」
「少なくとも敵じゃなくてよかったぜ」
 そのことはいいというシローだった。
「あんたが敵だったらな」
「厄介だと仰るのですね」
「ああ、それは本当に思うな」
「俺もだな」
 凱も出て来て言う。
「アズラエルさんとは戦わなくてよかったよ」
「味方で本当によかったな」
「全くだよ」
 こんな話も為されるのだった。そうしてだ。
 そうしたやり取りをしながら運動会の楽しい時間を過ごした。それで一日終わった。
 その最後にだ。アルマナが笑顔でルリアに話す。二人も半ズボン姿だ。
「楽しかったですね」
「はい、これが運動会ですか」
「バルマーにはなかったですね」
「こうした催しはとても」
 なかったとだ。ルリア
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