暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百十八話 死んだ筈の男
[4/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

 レイは何も言わない。そのレイにシンジが声をかけた。
「綾波?」
「行きましょう」
 すぐにこう返してきたレイだった。
「碇君」
「う、うん」
 こうしてだった。彼等は使徒達との戦いに入った。その中でだ。
 まずは一体撃破した。その中でアスカが言った。
「所詮再生怪人よ。どうってことないわ」
「まあそやな。使徒が全部おってもな」
「今更って感じよね」
 アスカはこうトウジに返す。
「本当にね」
「そのまま倒していって」
 ミサトがまた彼等に言う。
「すぐに私達も到着するから」
「ええ。ただしよ」
 アスカはそのミサトに言うのだった。
「その時はよ」
「今回のことね」
「たっぷりと聞かせてもらうわ」
 モニターの向こうのミサトに対して言う。
「わかってるわよね」
「わかってるわ」
 こう話してだった。彼等は使徒達を倒していく。今更彼等の相手にはならなかった。使徒達はあっさりとだ。四機のエヴァに全て倒されてしまった。
「はい、終わり」
「ううん、あっさりと終わったけれど」
「あれよ。これは本題じゃないのよ」
 ミサトはいぶかしむシンジに話した。
「本題はあれよ」
「やっぱり」
「使徒が何でここに出て来るかよ」
 アスカが考えているのはこのことだった。
「前から使徒が時々出て来たことといいね」
「よくわからなかったけれど。それが」
「遂にわかる時が来たのかな」
「多分ね。そうなのよ」
「アポカリュプシスと関係あるんやろうな」
 トウジはこう察していた。
「それで使徒もな」
「その線、かなり濃いわね」
「少なくとも無関係とは思えないね」
 二人もこうトウジに返す。
「そうじゃないと使徒が復活してくるなんて」
「有り得ないから」
「・・・・・・・・・」
 彼等が話すその時だった。不意にだ。
 レイが彼等から離れる。シンジがその彼女を呼び止めた。
「待って、綾波」
「何?」
「一体何処に行くんだい?」
「そうよ、確かに敵は全部倒したけれど」
「まだ戦いは終わってないで」
 アスカとトウジもレイに声をかける。
「まだ何か出て来るかも知れないし」
「それにミサトさんから話も聞かんと」
「さよなら」
 しかしだった。レイはだ。
 その彼等にだ。こう告げるのだった。
「さよなら、碇君」
「えっ、綾波」
 名指しで言われてだ。シンジはだ。 
 きょとんとなったがすぐにだ。レイに問い返した。
「どういうことだよ、一体」
「あの人が呼んでるから」
「あの人!?」
「そう、だから」
 三人から離れながらだ。レイは言っていくのだった。
「さよなら」
「な、何よあいつ」
 アスカもだ。状況が把握できず言うのだった。
「何処に行く気なのよ」
「一体
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ