第百十七話 まつろわぬ神
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っていうのか」
「あいつは」
「確かに道を誤った」
バランが友のことを語る。
「だが。あ奴は純粋にだ」
「バルマーのことを考えていたんだな」
「そうしていたのか」
「そうだ。ではシヴァーの心受け取ろう」
バランは確かな声で言った。
「そしてだ」
「残されたバルマーの人達を皆収容して」
「そのうえで」
「その間隕石雨は私が引き受けましょう」
シュウが言った。
「このネオ=グランゾンで」
「やるっていうんだな」
「はい。戦いは終わりました」
マサキはシュウにも応えて話す。
「それならです」
「じゃあその間にな」
「収容が終わりましたら」
それならばだというのだ。
「また」
「また。何だ?」
「一つの運命が決するでしょう」
何故かこう言うシュウだった。その彼が隕石雨を止めている間にだ。バルマーの人たちは収容されだ。また一つの戦いが終わるのだった。バルマー帝国との戦いはだ。ここに完全に終わったのだった。
第百十七話 完
2011・4・27
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