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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百十七話 まつろわぬ神
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出ている」
 それはだ。間違いないというのだ。
「ガンエデンとて絶対ではないのだ」
「じゃあこのまま」
「倒せる?」
「あのガンエデンもまた」
「倒せる」
「ここで」
「ああ、やれる!」
 今度はリュウセイが叫ぶ。
「このままな!」
「よいかリュウセイよ!」
 バランが彼に言う。
「ここでだ」
「ああ、わかってるさ」
「次の一撃で決めるのだ」
 こう言うのである。
「よいな、それではだ」
「ああ、ライ!」
「わかっている!」
「マイ!」
「決めるぞリュウ!」
「アヤ!」
「そうね、これで!」
 三人もリュウセイに応える。そしてだ。
 ヴィレッタもだ。リュウセイに対して言うのだった。
「いいな、今はだ」
「五人で」
「そうだ、私達五人の力で終わらせる」
 そうするというのだ。
「この戦いをだ」
「わかった!それならあれか!」
「そうだ、今こそだ!」
「あれで決めてやる!」
「行くぞ!」
 R−GUNが文字通り銃になった。そしてだ。
 その銃がバンプレイオスに持たれ。そうして。
「撃て!」
「ああ、撃つさ!」
 こう返すリュウセイだった。そしてだ。
 シヴァーのガンエデンに照準を定めた。そのうえで。
「終わりだシヴァー=ゴッツォ!」
「この一撃で!」
「終わらせる!」
「地球とバルマーの戦い!」
「その戦いがだ!」
 五人が同時に叫びだった。そのうえでだ。
 リュウセイはそのトリガーに指を置きだ。引きながら叫んだ。
「天上天下一撃必殺砲!受けろーーーーーーーーーーっ!!」
 今まさにその一撃が放たれだ。そうしてだった。
 ガンエデンを貫いた。その一撃を受けてだ。
 遂に神は動きを止めた。この神もだ。
「よし、やった!」
「これで!」
「終わった!」
「シヴァー、手前の野望も!」
「バルマーの戦いの歴史も!」
「終わったんだ!」
 誰もが叫ぶ。今その勝利を確信した。
 しかしだ。その時だった。
 不意にだ。聖堂がだ。大きく揺れだしたのだ。
「自身!?」
「まさかと思うが」
「いや、自爆か!?」
「何だ?」
「地上からですね」
 ここでシュウが言った。
「おそらくこれは」
「隕石雨ね」
 それだとセニアが話す。
「これは」
「そうです。それもこれまでになく大量のものです」
「どうやらだ」
 ガンエデンは墜ちていた。その中からだ。
 シヴァーが言うのだった。その仮面は割れだ。
 素顔が見えていた。白髪の初老の男だった。理知を窺わせる顔だ。
 その彼がだ。こう言うのだった。
「間に合わなかったな」
「シヴァー、御主素顔を」
 バランはその顔を見て驚きの声をあげた。
「出すのか」
「そうだ。それはだ」
「何故仮
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