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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百十四話 アルマナの勇気
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からね」
「今は去れというのか」
「君がそうしたいのならね」
 こう言う万丈だった。そしてだ。
 ジュデッカ=ゴッツォもだ。頷いてこう返した。
「わかった。それではだ」
「脱出するんだね」
「そうだ。そしてだ」
「出て来るといいよ」
「陛下に指一本触れさせることはしない」
 それを言うのだった。
「すぐに現れよう」
 こうしてだった。彼も脱出するのだった。
 彼が脱出したその時にはだ。バルマー軍は全て倒していた。
「さて、あらためてな」
「霊帝と話をするか」
「向こうが受け入れてくれればだけれど」
「それでも」
 彼等は会見をまだ諦めてはいなかった。それで宮殿の前に集ろうとする。そして。
 アルマナもだ。こうルアフに言うのだった。
「陛下、戦いは終わりました」
「僕がまだいるよ」
「ですがここはです」
 ルアフに対して必死に言う。
「お考えを」
「変えよというのかい?」
「この銀河に生きているのはバルマーの者だけではありません」
 だからだというのだ。
「どうかここは」
「・・・・・・人が神に意見をするのかい」
 ここでルアフの言葉が変わった。そうしてだった。
 何かが起こった。そしてそれがだ。アルマナを襲うのだった。


第百十四話   完


                                       2011・4・14
 
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