暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百十二話 取り戻した仲間
[2/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、この地球のマシン!」
「何という強さだ!」
「このマシンを只のマシンと思うな!」
 リュウセイは驚くバルマー軍の面々に告げた。
「俺達四人のだ!心なんだよ!」
「四人だと!?」
「心だというのか!」
「そのマシンが!」
「ああ、そうだ!」
 まさにだ。その通りだというのだ。
「そしてだ!」
「そして!?」
「まだ言うか!」
「俺達を止められることなんざ誰にもできねえ!」
 サイコドライバーの力を出しながらだ。リュウセイは言う。
「今の俺達をな!」
「そうだ、今はだ!」 
 レビもリュウセイに続いて言う。
「私達の絆には誰も入られない!」
「言うものだね」
 エツィーラが彼等のその言葉を聞いて言った。
「地球人ってのは熱くなりやすいけれどあんたは特別だね」
「それがどうした!」
「行くといいさ」
 アヤの場所にだ。行くのはいいというのだ。
「けれどね」
「何だというのだ?」
「まあいいさ。行けばわかるよ」
 今はだ。エツィーラはこう言うだけだった。
 そのうえで積極的には動かない。そしてである。
 リュウセイ達が十一個目のネビーイームを撃破したのを見た。その彼等にだ。
「その場所に着いたね」
「大尉!今行く!」
 リュウセイはバンプレイオスを駆る。そしてさらに突き進む。
「やっと、やっとだ!」
「これだ!」
「俺達は取り戻せる!」
 ライも今は熱い。その彼等がだ。
 最後のネビーイームに来た。そしてだ。
「大尉!」
「来たなリュウ!」
「ああ、遂にな!」
 リュウセイとレビが言い合う。
「後はこの中にだ!」
「行くぞ!」
ここは俺と隊長に任せろ!」
 ライがその二人を行かせる。
「御前達はだ!」
「わかった、頼んだぜライ!」
「ここはだ!」
「任せろ」
 こう返すライだった。
「ここはだ」
「ああ、じゃあな」
 こうしてだ。二人は要塞の中に入った。
 要塞の中は意外とシンプルだった。通路の中には敵兵もいない。
「ここはどうなってんだ?」
「どうやら精神コントロールで動く場所らしい」
「だから人間が一人もいないってのか」
「その様だ」
 レビがリュウセイに話す。二人は今その金属の廊下の中を駆け進んでいる。
「ここはだ。そうした場所だ」
「そうだってのかよ」
「そしてだ」
 さらに言うレビだった。前を指し示してだ。
「アヤはこっちだ」
「このままか」
「そうだ、この先にいる」
「わかった。ただな」
「ただ。何だ」
「この中に入った時はな」
 その時はだとだ。リュウセイは駆けながらいぶかしみ話す。
「アヤを感じたんだよ」
「今はどうだ」
「何かな」
 首を傾げさせる。だが、だった。
 彼等は先に進んだ。そしてだった
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ