第百八話 銀河に響く歌声
[7/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!」
「コオオオオオオオオオオオッ!」
「クライマックスだ!ゲストも入れてな!」
「ええ、バサラ!」
「アンコールの分も歌え!」
「!!」
「わかってるぜ。ファイアーーーーーーーーッ!!」
「ボンバーーーーーーーッ!!」
ミレーヌも続いてだ。そうして。
その音楽がゲペルニッチを直撃したのだった。
ゲペルニッチはだ。今変わったのだった。
「うおおおおおおおおっ、これは!」
「よし、ゲペ野郎!」
バサラが彼を呼ぶ。
「来い!」
「来いというのか」
「そうだ、俺達の世界に来い!」
こう彼を呼ぶのだ。
「今ナ!」
「この背筋を染めていく刺激の色は!」
「ゲペルニッチ・・・・・・」
「これが我が歌にも」
シビルに応える形でだ。彼は言うのだった。
「無の暗黒より生まれ出ずる清水の如き市ピリチアの奔流。これこそ」
「何だってんだ、それは!」
「まごうことな約束のスピリチアクリエーション!」
それだとバサラに答える。
「それだ!」
「これは!」
ガビルもだ。言う。
「身体を駆け巡るソクゾク美!」
「ガオオオオンン!」
グラビルも叫ぶ。ギギルもだ。
「これだ!この音楽だ!」
「何と、最早」
「我々はアニマスピリチアはいらない」
「音楽があれば」
バルゴ達も言う。その中で。
ゲペルニッチの姿がだ。次第にだった。
「ゲペルニッチが小さくなっていく」
「終わったな」
「ええ、そうね」
ミレーヌはレイに対して頷いた。
「これで。この戦いは」
「完全にな」
「ステージが終わったぜ」
バサラはだ。こう言うのだった。
「いい歌だったぜ、シビル」
「バサラ・・・・・・」
「それにゲペルニッチ」
彼にも声をかける。
「ロンド=ベルの皆もな」
「最高だったわ」
未沙もだ。思わず言った。
「これだけの音楽を聴けたなんて」
こうして戦いが終わった。ミンメイも囚われていた人々も救われた。そしてだ。
千葉がだ。そのミンメイのところに駆け寄りだ。こう言うのだった。
「あの」
「はい?」
「私はマクロス7の軍医で千葉といいます」
まずは名乗ってだった。
「宜しければミンメイさんのサインを」
「おいおい、抜け駆けはなしだよ」
「そうだよ、折角リン=ミンメイに出会えたのに」
「それで抜け駆けはないわよ」
「順番を守ってね」
「そうしよう」
「あの、ロンド=ベルの方々がここまで来られるなんて」
ミンメイはそのことを驚いていた。
「まさか」
「いや、事実だよ」
輝がだ。そのミンメイに笑顔で話す。
「やっと。再会できたね」
「輝・・・・・・」
「君の歌で皆が」
「助かったっていうのね」
「うん、救われたよ」
まさにだ。そうだ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ