第百七話 真の姿
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に修復を」
エキセドルは冷静だった。そうした状況でもだ。
そしてだ。彼は問うのだった。
「ミレーヌさんは」
「無事です」
「ファイアーボンバーは」
「そうですか。それでは」
「しかしです」
「敵が」
美穂とサリーがまた報告する。
「異変が起こっています」
「これは!」
「!?」
見ればだ。ゲペルニッチがだ。
急激にだ。その周辺にエネルギーを膨張させていた。
それを見てだ。がビルが言う。
「これはまずい」
「どうなっているのだ、ガビル」
「これは」
ゴラムとゾムドがガビルに問う。
「ゲペルニッチ様は一体」
「どうされたのだ」
「暴走されているのだ」
そうなっていると。ガビルは二人に話した。
「これは美ではない!」
「違う!」
ゲペルニッチも叫ぶ。
「これでは夢の崩壊!」
「夢の崩壊!?」
「それだと」
「スピリチアドリーミングがだ!」
ゲペルニッチはさらに叫ぶ。
「ぐおおおおおおおお!」
「何だ、このパワーは」
千葉はそのゲペルニッチを中心としたエネルギーの崩壊を見て言う。
「一体何が」
「これでは夢が」
ゲペルニッチはまた言った。
「スピリチアファームが崩壊する!」
「おかしい、これは!」
ガビルも再度言う。
「ゲペルニッチ様が狂乱の美!」
「ガオオオオオオン!」
「このままでは!」
「うおおおおおおおお!」
「いい加減にしろ!」
レイがだ。暴走するゲペルニッチに対して叫ぶ。
「このバケモノが!」
「・・・・・・・・・」
ビヒーダも共にいる。無言ではあるが。
「これ以上大切なメンバーを傷つけさせるか!」
「・・・・・・・・・」
「行くぞビヒーダ!」
「!!」
無言で頷き。そしてだ。
レイはミレーヌから離れだ。ゲペルニッチに己の機体を接近させた。
そのうえでだ。ドラムを鳴らす。
「これでどうだ!」
「・・・・・・・・・」
「何と、これは」
千葉がそれを見て再び言う。
「歌エネルギーだ」
「それなのですね」
「はい、ビヒーダのドラムで」
その力でだというのだ。
「彼女のドラミングが歌エネルギーを生んでいます!」
「ミレーヌ!」
レイは今度はミレーヌに対して叫んだ。
「下がれ!」
「でも!」
「ここは俺達に任せるんだ!」
レイもこう言って引かない。
「だからだ!中尉!」
「はい!」
ガムリンに対しても叫ぶ。
「ミレーヌを頼むぞ!」
「わかりました、それでは」
「今はこいつを止めることだ!」
「マックス!」
「わかっている!」
マックスはミリアに対して頷いてみせる。
「こいつをこのまま放っておけば」
「それだけで」
「全銀河のスピリチアを吸い尽くされてしま
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