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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百六話 復活を信じ
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アルシオーネはここでこう言うのだった。
「レインもそう思うわね」
「ええ、ただ」
「ただ?」
「アルシオーネも随分変わったわね」
 彼女を見てだ。微笑んでこう話したのだ。
「前は。もっとネガティブだったのに」
「そうね。言われてみればね」
「前から貴女のことはよく見ていたけれど」
 レインは微笑みのまま話していく。
「それでも。確かにね」
「変わったのね」
「ええ、いい方に変わったわ」
 そうだというのである。
「明るくなったわ」
「何か。ここにいたら」
「明るくなれるのね」
「貴女もいるし」
 今度は彼女がレインを見て微笑んで話すのだった。
「だからね」
「そうよね。私達ってね」
「他人の気がしないから」
「御互いにね」
「そういえばこの二人も似てるんだよな」
 イサムが二人を見て話した。
「俺と王子様と同じでな」
「そうだな、同じだな」
 その王子がイサムの言葉に頷く。
「不思議なことに」
「性格は全然違うのに似ているからな」
「ちょっとそれを言ったらさ」
「私達もなのだが」
 アスコットとカティだった。
「性別まで違うのに」
「似ているものを感じる」
「俺この前本当に間違えたんだぞ」
 パトリックも証言する。
「何で大佐とアスコットがそっくりだって思えるんだよ」
「いや、実際そっくりだから」
「もうそのまま?」
「別人に思えないっていうか」
「そうだよな」
 しかも他の面々もこう言うのだった。
「タトラさんとアイナさんとか」
「あら、そういえば」
「その通りね」
 彼女達もだった。
「そっくりなのよね」
「私達も」
「まあ言えばきりないけれど」
「本当に多いからなあ」
「サンユン君とプレシアちゃんも」
 今度はこの二人だった。
「性別は違っても」
「そっくり」
「同一人物?」
「そうかもね」
「あとは」
「ラファーガさんとパサロフさんもだし」
「世界は違えど」
 それでもなのだった。
「似てる人達って多いよなあ」
「尋常じゃなく」
「私はいない」
「わたくしもですわ」
 ここで悲しい顔になるのは光と風だった。
「残念だ」
「本当に」
「俺はだ」
 ランティスはというと。
「いるか」
「そうだな。お互いにな」
 マイヨが応えるのだった。
「自分自身かと思ったな」
「全くだ
 そんな話をしながらだった。彼等はゲペルニッチのところに向かうのだった。
 そのゲペルニッチは。シビルに対して告げていた。
「もうすぐだ」
「もうすぐ?」
「そうだ、もうすぐだ」
 その今戦っている彼女に言うのである。
「我が本体も蘇る」
「本体?本体は」
「もうすぐわかる」
 こう言ってだ。彼女に一撃を浴びせる。最後の
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