第二幕その五
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ニクラウスはなおも言った。
「違うかい?」
「違うね」
彼は憮然とした顔で言い返した。
「僕だって馬鹿じゃない。分別はあるさ」
「これまではね。だけれど今はどうかな」
「本当に疑っているんだね」
「そうさ。今の君はあの眼鏡のせいで盲目になっている」
「これかい」
それに応える形で懐からあの眼鏡を取り出した。
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