無印前
番外 吾輩、吾輩の出番は? その他編
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程度解けないでどうするのよ!」
「だってぇ〜、難しいんだもん(涙)」
「これ2年生の問題でしょ!」
そんなこと言ったって〜
「なのはちゃん」
すずかちゃんだけが私の癒しだよ〜
「次は理科だよ、私がしっかり教えてあげるからね」
味方なんていなかったの。
「り、理科は6割取れてるから大丈夫だよ……」
「でもなのはちゃんこの前の抜き打ちテストで算数以外全部赤点だったよね」
「うッ!」
あれは抜き打ちで勉強ができなくって……アセアセ
「あれ2年の時の復習だったよ」
なん……だと……
「なのは……補習確定かしらね……」
「アリサちゃん見捨てないで!?」
「なら勉強しなさい、教えてあげるから」
うう……アリサちゃんが厳しいの……
「なのはちゃんお互い頑張ろう」
「はやてちゃん……」
一番の親友ははやてちゃんかもしれない。
〜 なのは視点終 〜
〜 忍視点 〜
「緊急ニュースです。鳴海市内にある廃工場、廃車が消える事件が多発しています。犯人の特定はまだできていません。おそらく犯人は――」
はぁ……廃工場を一晩で消すなんて一体何者かしら、完全に破棄された物だけ消えてるらしいから特にきにすることでもないわね。
そんなことより今は海鳴で密売してるグループをどうにかしないと、まったく面倒ね。
◇
「臨時ニュースです。海鳴で布やゴムなどが盗まれる事件が発生しています。2ヶ月ほど前に起きました鉱物消失事件と同じ犯人と予測され、今も調査を進めており――――」
またなの……こんどは実害が出てるし、私からも手配をだそうかしら? 警察にも恩を売れそうだけどこの程度の事件じゃあまり大きなお返しは期待できないわね。
まあ、売れるだけ売ってみるか。
「ノエル、この事件について調べて頂戴」
「かしこまりました」
安次郎さんが今不穏な動きを見せてる今あまり大きく動きたくない。
この事件の犯人が大物でないことを祈る限りね。
◇
すずかが変質者に襲われたらしいが、クロという最近家に来るようになった黒猫に助けて貰ったようだ。
本当にそれは猫なのか小一時間ほど問い詰めたい。どうやら恭也の妹のなのはちゃんもクロに助けられたとか、恭也もあまり気にしてないようだから何も言わないがこの猫はどう考えても異常だ。まるで私のことを人外だと気づいてるふしがある。
「恭也、クロって本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だろ。なのは達を守ってくれたんだから少なくとも悪い奴ではないさ」
そうかもね……私の考えすぎかしら。
◇
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