暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第三十六話    『謎の女性と王女の夢』
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
難儀な話だねぇ…。シホちゃんもこれから相当苦労するだろうね」
「だな。でもそれより僕は一つ、確証はないけど感じたことがある」
「なになに?」
「シホは、この世界にもしかしたら偶然で来たわけじゃないかもしれないというところだ。本当に確証は無いからどうともいえないけどね…」
「なるほどぉ…。確かに今までの問題を並べていくとほとんどが少なからずシホちゃん関係に繋がってくるからね。デバイスしかり、古代ベルカ式しかり…」

クロノとエイミィは憶測でしかないが、妙に真実味のありそうな話だけに頭を悩ませていた。


◆◇―――――――――◇◆


とうのシホはというと突如授業中に前触れも無く気絶して倒れてしまい保健室に直行されて寝かされていた。
保健室担当の先生が言うには体の疲れから来るものだろうと診断されてすずかとアリサはともかく、なのはとフェイトは思い当たる節がかなりあるので一緒に見ているとの事で保健室に残っていた。
すずかとアリサは心配げに、だが授業内容は後で教えるねと言って後ろ髪を引かれるように保健室を後にした。
保健の先生もちょっと用があるというので出て行き、都合よく部屋にいるのは気絶してしまったシホとなのは、フェイトの三人だけ。
シホは苦しそうな表情はせずただ寝息だけが聞こえてくるだけなので二人は安心していたけどなのははふと、

「シホちゃん、やっぱり無理をしていたのかな…。いきなり倒れちゃったから私、とても心配しちゃった」
「…うん。そうだね、なのは。シホって他人に負担をかけないように無理している印象があるから今回それが一気に来ちゃったんだと思う。
朝のあれもやっぱり無理を隠し通していたんだよ。
直接とは行かないけどアルフの攻撃も魔術もなしで受け止めていたからそれもやっぱりあると思うから」
「ヴィータちゃん達との傷の件もあるけど…。結局、その原因は私達の力不足も関わってくるわけだから…だからフェイトちゃん」
「ん。なに、なのは?」
「シホちゃんを安心させられるように、そして無理させないように一緒に強くなろう!」
「…そうだね、なのは。必ず強くなる!」

二人は静かにだが決意を新たにしてシホが目を覚ますのを待っていた。


…そしてシホは夢の中でまた例の夢を見ていた。

『■■陛下…いえ、■■■ィ■王女。
どうか■■■直してくだ■■。■は…あ■たに忠■■誓った■、■■にどうし■私を■王家でも■■だけ■■使■■いという異■■移■という貴重■■法を■■、■■■うとする■■すか…!』
『聖■■■金術■、■■■ツ■ルン。■■ません…で■が■■た■■質な魔■技術【■■物■■】はもし■用■■さ■ならばこ■■乱■世にさら■る■いが■■る事が■白。
■言■も■■は危■視■れてい■すし、あな■■身も■■れるこ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ