第百四話 七人のプロトデビルン
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その中でもバサラだった。
「俺の歌を聴けーーーーーーーーっ!!」
ライブを続けていた。だがそれを見てだ。
ふとだ。未沙が言った。
「ずっと。あのテンションが続けばいいけれど」
「倒れるっていうの?」
「何かそう思ったのよ」
こうクローディアに話すのだった。
「バサラ君のテンション見てたらね」
「確かに凄いテンションだけれどね」
「それがずっと続くのかしら」
また言うのだった。
「急に倒れたりしたら」
「エネルギー切れね」
「それで済めばいいけれど」
ふと危惧したのだった。しかしだった。
その危惧は不幸にして当たった。それが近付こうとしていた。誰も気付かないうちに。
第百四話 完
2011・3・9
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