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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百三話 双子のプロトデビルン
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の問いにこう答えた。
「戦艦クラスはありますね」
「尋常なものじゃないです」
「それが来ます」
「二つです」
「どんな奴だ?」
 リュウは二人の報告を聞いて首を捻った。
「一体。本当に」
「だからそれがプロトデビルンなんだろうな」
 スレッガーはいささか割り切った調子である。
「そうした訳のわからないのがな」
「そうなるんですか?」
 セーラはいぶかしむ顔でそのスレッガーに問うた。
「彼等は」
「極論だが連中はどうもわからないからな」
 スレッガーは首を捻りながらセーラに話す。
「だから。幾らでかくてもな」
「有り得ますか」
「そもそも生身で宇宙空間にいるんだからな」
 リュウはここでこのことを話した。
「考えてみればそれ自体がな」
「そうね。やっぱりね」
「あるよね」
 ケーラとザズがリュウのその言葉に頷く。
「姿が巨大でも」
「それもね」
「とにかく。戦艦クラスの大きさよね」
 マリューはその大きさについて述べた。
「となると」
「倒すのは容易じゃないわね」
 ミサトは顔を曇らせてマリューに話した。
「ちょっちやばい相手かもね」
「そうね」
「しかしやるしかないからな」
 スレッガーがここでいったのは正論だった。
「向こうもそのつもりだしな」
「じゃあ迎え撃ちましょう」
「そのプロトデビルンもね」
 マリューとミサトが最後に言った。そしてだ。
 そのプロトデビルンを待つ。するとだ。
 彼等はだ。そこでだ。異様な二人のプロトデビルンを見るのだった。
「何だありゃ」
「でかいのはわかってたけど」
「あれ何?」
「一体」
 巨大な彼等はだ。それぞれ。
 金色、そして緑色の異様な姿のプロトデビルン達だった。その姿は。
「蜘蛛かよ」
「何かそんな感じだよな」
「足はないのか」
「じゃあ完全に宇宙とか空とか」
「それ用の奴等か」
「そうなんだ」
「ゴラムとゾムドだ」
 ここで言ったのはバルゴだった。
「これがその者達の名だ」
「ゴラムとゾムドか」
「それがこの連中の名前かよ」
「それじゃあよ」
 バサラがバルゴに問う。
「あれか?金色のがゴラムだってのか」
「そうだ。そしてだ」
「緑色がゾムドってんだな」
「その通りだ。そう覚えておくのだ」
「わかったぜ。どっちがどっちかはな」
「この二人が出たからにはだ」
 どうだとだ。バルゴはさらに話す。
「貴様等もこれで終わりだ」
「そうなればいいわね!」
 ミレーヌが強気の言葉でバルゴに言った。
「あたし達だってね!」
「その歌で戦うつもりか」
「そうよ、やってやるわよ!」
「僕も!」
 ここで出て来たのは綾人だった。
「歌なら。僕も」
「そうね。綾人君」
 遥はだ。その綾
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