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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百三話 双子のプロトデビルン
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方なかったか?」
「そうだな。ああなるしかなかったからな」
「あそこまで暴走したらな」
「結果としてな」
「何か凄いことになってたんだな」
 トカマクは乾パンをかじりながら二人の話を聞いて述べた。
「俺がいない間に」
「っていうかあんたいきなり出て来たし」
「いないっていうかな」
「何処にいたんだよ」
「バイストンウェルにいたんじゃなかったのか?」
「ああ、いたよ」
 その通りだと答えるトカマクだった。
「そこで今も乗ってるダンバインが落ちて。気付いたらな」
「こっちの世界にいたのかよ」
「そうだったのかよ」
「それ前に話したけれど」
「実際にそうだったんだな」
「そうだよ。それで今ここにいるんだよ」
 このロンド=ベルにだ。いるというのだ。
「本当に気付いたらな」
「俺もだ」
 シオンもここで言ってきた。
「ラバーンとの戦いが終わった時にだ」
「その時にか」
「気付いたらか」
「ここにいたのかよ」
「こっちの世界に」
「そうだ。何度考えてもわからないけれどな」
 シオンはだ。実際に考える顔になっていた。
 そしてその顔でだ。彼はあらためて話すのだった。
「どうも。この世界を軸としてな」
「色々な世界が絡まり合ってるよね」
 シルキーも話す。
「そうなってるよね」
「そうだな。本当にな」
 ショウもここで言う。
「バイストンウェルだけじゃなくて」
「あたし達の世界もだしね」
「そうだね。僕達もこの世界に関わってる」
「これも」
 ティスとラリアー、デスピニスも話す。
「修羅の人達だってそうだし」
「エリスさん達や。ラ=ギアスも」
「それに。エイジさんやアポロさんの世界も」
「色々な世界が複雑に絡まってないか?」
 首を傾げさせて言ったのは甲児だった。
「何かよ。一つになっちまうみたいにな」
「多くの世界が一つに?」
「一つになっていってる?」
「そうなってるっていうのね」
「俺の考え過ぎかも知れないけれどな」
 甲児は考える顔で述べた。
「ただ。そんな気がするんだよな」
「それは考え過ぎではないのかも知れない」
 今言ったのはシリウスだ。
「私達の世界は。言うならば作り物の世界だった」
「そうだな。一万二千年ごとに作り変えられるな」
 ロジャーがシリウスの言葉に応える。
「パラダイムシティと同じくな」
「アル=イー=クイスは管理する」
「若しかしたら」
 ここでだ。ドロシーも言ってきた。
「あのアル=イー=クイスは」
「あの神達か」
「誰かに操られていたのかも知れないわ」
 ここでこう言うのだった。
「そうなっていたのかも知れないわね」
「じゃあそれは一体」
「誰が?」
「誰が操っていたんだ?」
「あの連中を」
「そ
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