第百一話 安全圏まで
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なりの効果があった。
それを見てだ。グラビルが自然にだ。
前に出ようとする。しかし。
そのグラビルにだ。バサラは単身向かうのだった。
「よし、俺の歌を聴きに来たな!」
「ちょっと、バサラ!」
そのバサラをだ。ミレーヌが止めようとする。
「まさかあいつに」
「ああ、聴かせてやる!」
ここでもだ。やはりバサラはバサラだった。
「あいつにもな!」
「相変わらず無茶ね」
ミレーヌはここでも呆れてしまった。
「武器持たないで突っ込むんだから」
「武器?そんなのいらねえからな」
「あんたの武器は歌ね」
「ああ、そうだ」
まさにその通りだとだ。自信に満ちた笑みで言い切る。
「これだよ。これがな」
「あんたの武器ね」
「その通りだ。だからやるぜ!」
激しいテンションで言う。
「あのデカブツにもな!俺の歌をな!」
「じゃあ三分よ!」
もうミレーヌも止めない。時間を告げるだけだ。
「三分で。歌ってよ!」
「ああ、歌ってやるぜ!」
バルキリーをドリルの如く回転させながらだ。そのうえで言う。
「俺の歌を聴けーーーーーーーっ!」
彼も歌う。そしてだ。
シェリルとランカもだ。ステージにいた。
そのうえでだ。シェリルが隣にいるランカに告げる。
「いい、今回はね」
「三分ですね」
「短いわ。けれどそれでも」
「はい、歌いましょう」
こうだ。ランカもシェリルに言う。
「ここは。絶対に」
「そうよ。いい、皆!」
「聴いて!」
「あたし達の歌を!」
「ここでも!」
二人もだ。マクロスから歌う。それでプロトデビルン達に聴かせる。
彼等の歌がだ。次第にだった。
プロトデビルン達を止めだ。そこに。
ロンド=ベルの攻撃が来る。それでだった。
ロンド=ベルはだ。彼等に対して。その目標を達成した。
「七割です!」
「よし、いったな!」
「目標達成か!」
「それで時間は!?」
「それは」
「三分です」
述べたのはエキセドルだった。
「今で三分です」
「丁度か」
「じゃあもうこれで撤退か」
「そうするか」
「そうしようか」
「はい、既に捕虜の方々も安全圏に達しようとしています」
彼等もだ。そうなっているというのだ。
「目的は達しました。それならです」
「よし、撤退だな」
「もうこれでな」
「戦うことはないし」
「それなら」
「全軍撤退します」
イーグルが指示を出した。
「速やかに艦艇に戻って下さい」
「急ぐのじゃぞ」
アスカは彼等に急ぐように話した。
「敵は待ってはくれぬぞ」
「はよ帰ってくるんやで!」
「待ってますね」
タータとタトラも彼等に声をかける。
「時間はないで!」
「帰ったらお茶にしましょうね」
「
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