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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百一話 安全圏まで
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何か」
「気が合うのよね」
「それなら気が合う者同士仲良くね」
 どうするか。タリアはさらに話す。
「ここは戦うわよ」
「了解です!」
「それなら!」
 こうしてだった。ロンド=ベルは捕虜達を護る陣になってだ。そのうえで追撃してきたプロトデビルン達を迎え撃つ。彼等をだ。
 その指揮官はというとであった。
「またまたこいつか」
「続くな、おい」
「次から次に」
「よくもまあ」
 ガビルだった。今回もなのだった。
 当然グラビルもいる。彼等はここでも一緒であった。
「行くぞグラビル!」
「ガオオオオオオン!」
 グラビルがガビルのその言葉に応える。
「仕掛ける。これこそだ!」
「これこそ?」
「何だってんだ、それで」
「今回は何の美だ?」
「何だってんだ?」
「強襲美!」
 それであった。今回の美は。
「そのうえで捕虜達を奪い返させてもらうぞ!」
「よし、来るな!」
「それならだ!」
「防いでやる!」
「絶対に!」
 こうしてだった。彼等はだ、敵を迎え撃つのであった。
 ただしだ。今回もであった。
「いいな、諸君」
「はい、今回もですよね」
「攻めるんじゃなくて」
「退く」
「そうしながら戦うんですよね」
 こうジェフリーに対して述べるのだった。
「ここはそうして」
「そのうえで捕虜の人達を安全な場所まで、ですね」
「誘導する」
「それが目的ですよね」
「その目的を忘れないことだ」
 また言うジェフリーだった。
「わかったな」
「了解です」
「それなら今は」
「何とか安全圏まで」
「下がりましょう」
「っていうか」
 ここで敵軍を見る。そのガビル達をだ。
 見事なまでに一直線にだ。ロンド=ベルに向かって来る。そこに戦術はなかった。
「突撃!突撃美!」
「ガオオオオオン!」
「ゲペルニッチ様の為に、捕虜達を取り戻すのだ!」
「連中考えなしにきますし」
「ここは仕掛けますか?」
「そうしませんか?」
「そうだな。確かにな」
 ジェフリーも彼等のその言葉に頷く。
「それがいいな」
「じゃあ機雷出しますか?」
「それを撒布しますか?」
「それはどうでしょうか」
「いや、それよりもだ」
 だが、というのだった。ジェフリーは考える顔で述べた。
「ここはネットを仕掛けるとしよう」
「ネットですか」
「それで足止めをしてですか」
「そのうえで」
「そうする。ここで大事なのは彼等の動きを止めることだ」
 まさにそうだというのである。それだとだ。
「だからだ。ここはだ」
「そうですね。機雷よりもここはネットの方がいいですね」
「じゃあそれを仕掛けて」
「それで防ぎますか」
「連中を」
「よし、決まりだ」
 ジェフリーはまた言った
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