第百一話 安全圏まで
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「鶏肉に魚も用意して」
「それで食べるか」
「そうしようか」
皆何だかんだで乗る。そしてだった。
全員でそれぞれ鍋を囲んだ。そのうえでだ。
材料を次々と入れて食べていく。その中でだ。
皆でだ。鍋をつつく。バサラが鶏肉を食べながら言う。
「こうした鍋もいいよな」
「あれ、そういえばバサラって」
「いつも滅茶苦茶食べてるけれどスタイルいいよな」
「俺達もそうだけれど」
「バサラもだよなあ」
「もう如何にもシンガーって感じで」
「すらっとしてるな」
皆バサラのそのスタイルを見ながら話していく。
「やっぱり歌か」
「歌うからか」
「それでカロリー消費してるんだな」
「だからか」
「ああ、そうだろうな」
自分でもそれに頷くバサラだった。
「俺も実際な。歌った後かなり腹減るからな」
「だからか」
「歌ってカロリー消費するんだな」
「じゃあダイエットにもいい?」
「そうなんだな」
「そういえば私も」
ミレーヌもここで言う。
「ライブの後はお腹減るわね」
「ファイアーボンバーのライブは凄いのよね」
小鳥もそれを見て知っていた。
「跳んだりはねたりだし。暴れ回るし」
「バサラもミレーヌもテンション高いんだよな」
「凄い勢いだからな」
皆もそれを話す。
「だからか。歌った後って」
「カロリー消費するんだな」
「そういうことなんだ」
「そうだろうな。まあ俺は別に食事制限はしていないけれどな」
実際にそうだというバサラだった。
「というか食わないとな。身体がもたないからな」
「そうそう。とてもね」
ミレーヌもだった。
「食べないと死ぬんだよ」
「体重の半分はね」
「それは嘘でしょ」
アクアがすぐにミレーヌに突っ込みを入れる。
「体重の半分はモグラじゃない」
「まあそれは誇張ですけれど」
「それだけ沢山食べてるってのはわかるけれどね」
そしてだ。アクアはこんなことも言った。
「私は食べても。背は変わらないのよね」
「じゃあ何が変わるの?」
プリメーラがそのアクアに尋ねた。
「食べて」
「胸なのよね」
連邦軍の軍服の上からもだ。それがはっきりわかった。
「そっちが大きくなるのよ」
「胸か」
「そういえばアクアさんの胸ってな」
「日増しに大きくなるよな」
「いつも派手に動くし」
「というか動き過ぎ」
「そっちが大きくなるのよ」
少し困った顔で話すアクアだった。
「何でかしらね」
「私はそういうのないのよね」
プリメーラは残念そうに話す。
「胸って大きくならないのよ」
「プウ」
「モコナもらしいわよ」
プリメーラはモコナのその言葉を翻訳して話した。
「というかモコナ何も食べないのよね」
「それはそれで恐ろし
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