第百話 捕虜解放
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残らずだというのであった。
「いいな、この惑星からだ!」
「了解!」
「それなら!」
「全員で脱出だ!」
「この惑星からな!」
こうしてだった。戦いながらだ。彼等は撤退するのだった。
次第にだ。戦場を離脱してだった。
最後にだ。一斉攻撃を放った。それでプロトデビルン達の軍を退けた。
それを受けてだ。ガビルは。
「むっ、これでは」
「ガオオオオオン!」
「そうだ、グラビル怯んではならない」
数が減ってもだ。それでもだった。
「このまま追うぞ」
「ガオオオン!」
「この星を出ようとも」
それでもだというのであった。
「あの者達を追うぞ」
「ガオオオオオン!」
「それこそ追撃美!」
「よし、来るなら来やがれ!」
バサラもガビルのその言葉を受ける。
「俺達は今は逃げきってやる!」
「次の戦いの為にね!」
ミレーヌもだ。そこにいた。
「今は!」
「逃げ切ってやるぜ!」
ロンド=ベルは全軍だ。戦場から離脱したのだった。
「そして次の戦いの為に!」
「生きてやるわよ!」
「絶対にな!」
「皆、いいかい!?」
万丈もここで言う。
「捕虜の人達を護衛するんだ!」
「了解!」
「それを忘れたらね!」
「お話にならないですよね」
「やっぱり」
「そう、それも忘れないことだ」
こう言うのであった。
「いいね、それは」
「了解です」
「何はともあれあの美野郎の軍勢は振り切りましたし」
「それならですね」
「後は」
「そうだ、この惑星から離脱する」
グローバルが述べた。
「いいな、今からだ」
「了解です」
「それじゃあですね」
「今から」
こうしてだった。彼等は第四惑星から離脱するのであった。
だが、であった。離脱してもだ。彼等は安心してはいなかった。
「まあ捕虜の人達は解放したけれど」
「けれどよね」
「この人達をどうするか」
「それだけれど」
「それは安心することだ」
その捕虜の責任者、バッフクラン軍の将軍だった者が言ってきた。
「安全圏まで出られたらだ。後は自力で脱出できる」
「大丈夫だっていうんですか」
「そうなんですか?」
「大丈夫なんですか」
「そうだ、我々とてだ」
こう話す将軍だった。
「それだけの能力はある」
「まあ移動用の艦船もありますし」
プロトデビルンのその船のことだ。
「それを使ってですね」
「移動できるからですか」
「それで、ですね」
「そうだ。そのことは心配無用だ」
見ればだ。他の者達もそうだというのであった。
「我々は安全圏まで脱出できればだ」
「後はそれぞれの場所に戻られる」
「諸君等にそこまで迷惑はかけぬ」
「それは安心してくれ」
「わかりました」
ベスが応
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