第百話 捕虜解放
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いけれど」
「けれどそれならそれで」
「敵の動きを見るか、まずは」
「プロトデビルンの」
こうしてだった。彼等の動きも決まったのだった。
とりあえずプロトデビルンとの戦いはなかった。だがその動きは見ていた。
バロータ星系の場所はもう確認していた。それを見るとだ。
彼等はある星から出撃している。その星は。
「第四惑星だな」
「そうですね。そこから出撃していますね」
「それならそこに入って」
「そのうえで」
「いきなり敵の本拠地に殴り込むのね」
今言ったのはだ。プロフェッサーだった。
「派手な戦いになりそうね」
「正直成功率は低いです」
ルリがこう話す。
「可能性はです」
「殆どないとか?」
「やっぱり」
「〇・〇〇〇〇十三パーセントです」
それだけだというのであった。
「ないに等しいですね」
「何か俺達ってこんなのばっかじゃねえか?」
「作戦の可能性全然ないよな」
「本当に全く」
「これじゃあとてもなあ」
「成功しないっていうか」
「けれどそれでもな」
彼等はだ。それでもだというのだった。
「やらないといけないな」
「ああ、それじゃあ」
「やるか、第四惑星への殴り込み」
「洗脳している人達の為に」
「ここは」
「よし、わかった」
ここで頷いたのはだ。全員であった。
「やってやるか」
「それならもう腹括ってな」
「そのひでえ確率を百パーセントにするか」
「そうするか」
「その通りですね」
ルリもだ。ここで微笑むのだった。
「どれだけ可能性が低くても。成功させるのが私達ですね」
「そういうことだからな」
「それならな」
「一気に突入して」
「解放して一気にな」
「離脱するか」
「そうしましょう」
こう話してだ。作戦が決まったのだった。
全軍密かに第四惑星に向かう。そうしてだった。
惑星の裏側からだ。降下した。
「いいか、洗脳されている人達の場所を突き止める!」
「エネルギー反応の高い場所だ!」
「そこに行き一気に!」
「解放してそして!」
「離脱だ!」
指示が次々に下る。
「そうするぞ!」
「いいな、行くぞ!」
「今からだ!」
「出撃だ!」
こうしてだった。彼等はだった。まずはエネルギー反応を見た。するとだ。
惑星のあるポイントにだ。それがあった。
「あったな」
「ああ、あそこか」
「あそこに行ってそうして」
「解放だ」
「いいな」
「そうするぞ」
こう話してだった。彼等はだ。
そのポイントに向かう。しかしそこには既にだ。
「やはり来たな!」
「ガオオオオオン!」
「げっ、あの美野郎!」
「それにあのでかいのも!」
「またいやがったか!」
「あの二人かよ!」
ガビルとグラ
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