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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第九十九話 プロトデビルン再び
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かしたいよな」
「そうよね」
「できるんなら」
「それで」
 皆も言う。そうしてだった。
 彼等はプロトデビルンについても考えるのだった。そしてだ。
 その中でだ。彼等の中でまた騒動があった。
「だから俺人参は駄目だから」
「えっ、人参パンもですか?」
「駄目なんですか?」
 皆コウが昼食の人参パンを食べないことを見て言った。
「美味しいのに」
「そうよね」
「人参パンって」
「けれど食べられないんだよ」
 困った顔で話すコウだった。
「どうしてもね」
「人参駄目っていったら」
「ええと、他に誰かいたかしら」
「探したら結構いない?」
「そうよね」
 実はコウ以外にはだ。これといっていないのだった。
「うちの部隊って何でも食べる面々ばかりだし」
「中にはそれどころじゃない面子もいるけれど」
「何かが嫌いな人ってね」
「結構少ない?」
「確かに」
「レイちゃんはお肉は駄目だけれどね」
 クリスがこのことを話した。
「それはどうしてもね」
「はい」
 その通りだと答えるレイだった。
「それは駄目です」
「けれど他は」
「いないよな」
「むしろ何が食えないんだて面子はいるけれど」
「それでも」
 いないというのである。そしてだ。
 今のメニューを見るとだ。それは。
「人参パンにミルクに」
「海草サラダにジャガイモと玉葱のスープ」
「それと羊の炙り焼き」
「鰯を煮たものに」
「デザートは林檎」
「こんな感じよね」
「鰯というのは」
 今話したのはアポリーだった。
「頭から食べるものだな」
「そうだな。それがいいというな」
 このことに応えるロベルトだった。
「実際に美味いものだ」
「鰯を頭からか」
 レビもその鰯を食べている。ただ彼女は後ろから食べている。
「それが美味いのか」
「鰯を頭から食えば頭がよくなるっていうよな」
 勝平がそれを話す。
「俺いつも食べてるからな」
「じゃあ食べても同じか?」
「そうよね」
「それじゃあね」
「勝平がそれしてだから」
「意味ないよな」
「絶対にね」
「ちぇっ、俺の何処が悪いんだよ」
 勝平は皆に言われていささか苦い顔になった。
「俺が馬鹿だっていうのかよ」
「まあそう言うな」
「いつものパターンでしょ?」
 宇宙太と恵子がその彼をフォローする。
「その分骨が丈夫になってるからいいだろ」
「そっちに栄養がいってるのよ」
「何かそれじゃあよ」
 勝平も二人の話からあることを察した。それは。
「俺が実際に馬鹿みたいじゃねえか」
「だからそうじゃない」
 ここでアスカが言う。
「あんたが馬鹿じゃなかったら何なのよ」
「何っ!?今何て言ったよ」
「馬鹿って言ったのよ」
 アスカはま
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