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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第九十八話 人形の末路
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 バンプレイオスはヴァイクランのそのビームを全て弾き返してしまった。
「何っ、ヴァイクランの攻撃を!」
「念動フィールドだ!」 
 まさにそれの力だった。
「最早手前の攻撃は通じねえ!」
「おのれ、まだだ!」
「これで最後だ!」
 そしてだった。その剣を振り下ろし。
「喰らえ天上天下!!」
 その剣の名を今叫ぶ。
「念動無双剣!!」
「ぐわあああああああああああああっ!!」
「終わりだ、ハザル=ゴッツォ!!」
 遂にであった。ヴァイクランは縦に両断された。
 それで完全に動きを止めた。今度こそだった。
「馬鹿な、こんな馬鹿なことがあってたまるか!」
「馬鹿なじゃねえ!」
 バンプレイオスは剣を構えたままだ。そのうえで言うリュウセイだった。
「手前は負けだ!完全にだ!」
「俺はハザル=ゴッツォだ!」
 しかしまだハザルは言う。
「選ばれたサイコドライバーがこんなところで!」
「何っ、まさかあいつ!」
「まだ!」
 勇とヒメが叫ぶ。まだサイコドライバーを出そうとしていたのだ。
「もうそんな力はない筈だ!」
「それでもなんて!」
「今度こそあいつは」
「死ぬよ、絶対に」
「ハザル様、もう!」
 ルリアがだ。必死の顔で訴える。
「お止め下さい」
「こうなったら!」
 ダバがエルガイムマークツーのバスターランチャーを構えた。
「これで!」
「ああ、止めだ!」
「今度こそくたばりやがれ!」
「成仏しろ!」
 皆それぞれ構える。しかしだった。
 戦場にだ。バランが出て来たのだった。
「あれは」
「ペミドバン。バランかよ」
「そうだ、トウマよ」
 バランはミナキとトウマに対して答えた。
「銀河に戻ってきたな」
「ああ、それであんた一体」
「うむ、用があってな」
 こうだ。アルマナ達を見て言った。
「それで来た」
「迎えか」
「うむ、その通りだ」
 こうゼンガーにも答えた。そしてそのうえでだ。
 アルマナ達にあらためて述べた。
「よくぞご無事で」
「バラン殿」
「来て頂いたのですか」
「遅くなり申し訳ありませぬ」
 バランはそのことは謝罪した。
「ですが今こうして参上しました」
「有り難うございます」
「姫様は御無事です」
「それはなにより。そして」
 二人との話を終えてだ。ロンド=ベルの面々に対してあらためて述べた。
「地球の戦士達よ」
「どうしたんだ?」
「願わくばだ」
 こうトウマに述べた。
「ここからは我等にこの男の処遇を委ねて頂きたい」
「おいおい、そんなことできるかよ!」
「そうよ!」
 すぐにラウルとフィオナが反論した。
「そいつは今まで俺達を散々いたぶってくれた奴だぜ!」
「しかもどれだけの人が死んだか!」
「それ
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