第九十六話 見参!!バンプレイオス
[4/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
まずロンド=ベルの面々が言う。
「これはまさか」
「援軍が」
「馬鹿な!」
そしてだ。ハザルも驚愕の顔で言う。
「これはクロスゲートと同じだ!」
何かが時空を切り裂く。そしてだった。
彼等を白い光が包み。それが消えた時には。
「ここは!?」
「星があるぞ!」
「真っ暗闇じゃない!」
「それに」
しかもだった。そこでは。
「全てのセンサーが正常に作動している」
「じゃあ俺達は」
「ああ」
「間違いない!」
彼等の中にだ。喜びが沸き起こった。
「戻ったんだ!」
「元の世界に戻ったぞ!」
「通常空間に!」
「ああ、戻ったんだ!」
そのことをだ。彼等はわかった。そしてだった。
「一体誰がこんなことを」
「まさかな」
「そうね」
ここで言ったのはマサキとセニアだった。
「シュウがか?」
「今は」
「有り得るけれど」
その二人にテリウスが話す。
「けれど今回は違うかも知れないね」
「それでも関わってるだろうな」
「そうよね、クリストフはね」
それは確信している二人だった。
「あいつはいつもこういう時に出て来るからな」
「そういう奴だからね」
「おやおや、御言葉ですね」
その声もしてきた。
「貴方達ならそう言うと思っていましたが」
「やっぱりかよ!」
マサキがその声に応えて言う。
「シュウ!何処だ!」
「何処にいるのよ!」
「こちらに」
言葉と共にだ。戦場にあの青い威圧的なマシンが姿を現した。
それはだ。誰もが知っているマシンだった。
「ネオ=グランゾン!」
「やはりな!」
「シュウ=シラカワか!」
「ここで出て来たか!」
「私だけではありませんよ」
そのシュウがだ。こう彼等に話すのだった。
「来たのは」
「!?どういうことだ?」
マサキがそれを聞いて怪訝な顔になった。
「御前だけじゃないってのか」
「はい、そうです」
その通りだと答えるシュウだった。そしてだ。
彼はだ。さらにこう話すのだった。
「こうして皆さんをこちらの世界に戻したのもです」
「そいつだってんだね」
「そのもう一つの存在がか」
リューネとヤンロンが言った。
「誰かわからないけれどね」
「相当な力の持ち主か」
「皆さんがよくご存知の方です」
こう話すシュウだった。
「それは」
「一体誰なのかしら」
ミオが首を傾げる。
「それじゃあ」
「待たせたな皆!」
「今来たぞ!」
今度はだ。懐かしい声だった。そしてだ。
巨大なマシンが姿を現した。青く巨大な目をしただ。そのマシンが今姿を現したのである。
「リュウ!」
「ライ!」
「それにレビか!」
「ああ、今来たぜ!」
リュウセイがだ。仲間達に言う。
「戦い
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ