第九十四話 炸裂!神雷
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「正々堂々と戦え!」
「バルマーの武人らしくだ!」
彼等もだ。やはりバランの部下だった。その言葉にそれが出ていた。
ロンド=ベルもだ。それを受けてだ。
「正面から来るか」
「はい、そうですね」
シホがイザークに応える。
「それなら」
「よし、行くぞ!」
イザークはジャスティスを前に出した。シホもそれに続く。
「正面からの戦いなら望むところだ!」
「そこんところはらしいな」
ディアッカはそうしたイザークを見て微笑んでいた。
「トウマに影響されたか?」
「されていないと言えば嘘になる」
実際にそうだというのである。
「やはりな」
「やっぱりな。まあ俺もな」
「ディアッカもですか」
「ああいう奴見てるとな」
ディアッカは笑顔のままニコルに返した。
「つられるよな、どうしても」
「はい、確かに」
ニコルもだ。その顔が微笑んでいる。
「トウマさんみたいに。正面から戦う人を見ていますと」
「気持ちがよくなるんだよな」
「そうですよね。本当に」
「俺もだな、それは」
ジャックもだというのだ。
「つられるっていうかな」
「そうですね。今のトウマさんを見ていると」
「私達も」
フィリスとエルフィも微笑んでいる。
「やらなければと思えて」
「それでつい」
「そういうことだな」
「だからいいのよ」
彼等にビーチャとエルが言ってきた。
「自然と前に出られるっていうかな」
「そんな気持ちになってね」
「ううん、俺も何だか」
「普段はこうなるのに時間がかかるのに」
モンドもイーノも既に前に出ている。そのうえで攻撃をしている。
「やるよ!」
「やれるね!」
「ああ。いい感じだ」
「いい戦いができるな」
ハイネとアスランだった。
「この戦い」
「やれる!」
「それでだけれど」
「この戦いの後だな」
プルとプルツーだった。
「今度は第六陣よね」
「次の敵はいよいよだな」
「そうね。最後ね」
ルーが二人に応える。
「敵の本陣よね」
「じゃあかなり強い?」
「そうだな。あのヘルモーズもいるしな」
プルとプルツーもわかってきていた。
「これまで一隻も出て来ていないし」
「それなら。出て来るな」
「そうだな。確実だよなそれは」
ジュドーの目が強くなる。
「あの戦艦か」
「何度相手にしてもなのよねえ」
ルナマリアが困った顔になって述べる。
「ただでさえタフなのにね、あの戦艦」
「しかも沈めればだ」
レイも何度も見てきて把握している。
「そこからズフィルードが出て来る」
「だからっていってな!」
だが、だった。シンは変わらない。
「あの連中でも何でもな!」
「倒すんだな」
「ええ、そうしますよ」
こうカミー
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