とある麻帆良の超能力教師 六話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
?」
「他ァ当たれ」
「つれないな、美少女が誘っているのだぞ?」
「美少女ォ?そいつは見てみてェな」
「目の前だ!目の前にいるだろうが!」
エヴァは無視して歩こうとする一方通行の周りを回りアピールするがあしらわれる。
「クッ…!ここまで私をバカにするとは…貴様許さんぞ…」
「だったらどうするってんだァ?」
エヴァからは魔力が漂い始める。一方通行もそれを感じると魔力だと判断する。
「ジジイに無理矢理特殊な書類を押させて、魔力を半分程度だが戻しておいてよかったよ…」
「力づくででも連れていくとしよう!」
エヴァは一気に距離を縮めると、一方通行に攻撃を仕掛けようとする。
「チッ…!面倒くせェなァ…」
一方通行は怠そうに首にあるチョーカーのスイッチを入れる。
(所詮は障壁すら張れないただの人間だ…未知の力だかなんだか知らんが力を使われる前に、動けぬ程度に攻撃をいれてしまえば意味はない…)
エヴァは勢いを弱めることもなく、そのまま右手で一方通行に攻撃をしようとする。
しかし一方通行に当たる瞬間に何か違和感を感じていた。
このまま本当に攻撃をしてもよいのか?何故かそんなことを一瞬エヴァは考える。
そして何故か完全には当たるであろうその一瞬で何故かエヴァは右手を一方通行から離そうとする。
「ほォ…今の一瞬で腕を戻すたァ中々やンじゃねェか…」
「まあ戻さなかったらその腕は潰れてただろうしなァ」
一方通行はニタァと笑いながら、エヴァの方を見る。その笑みは楽しいとか嬉しいとかの笑みではなく、相手をいたぶる、そんな笑みだった。
「どうしたンだクソガキィ?俺を連れてくんじゃねェのかァ?」
「図に乗るなよ小僧!」
エヴァはもう一度攻撃を仕掛ける。しかし今度は直接ではなく遠距離からだ。
先程の攻撃でエヴァは不思議に感じていた。あれは確実にダメージを与えれたはずだった、しかしダメージを受けたのは一方通行ではなく自分。しかも一方通行は障壁も張っていないのに関わらず無傷。
そこで正体を確かめるべく、今度は遠距離から攻撃したのだ。
「ガキの癖に中々怪力だなァ」
エヴァは辺りにある石や木といった物を投げつけてみる。ダメージを与えるとは思ってはいない。あの現象を確かめるためだ。
「だけどよォ…そんなの無駄なンだよ」
一方通行に触れた瞬間にエヴァの投げた物は跳ね返るように戻ってくる。
「弾く…いや跳ね返した…?」
「残念だなァ…ただ跳ね返してんじゃねェんだよなァ」
一方通行はエヴァの前に高速で移動すると、細
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ