スーパーロボット大戦OGs
0124話
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たらしく、修理しないと使い物にならないと判断された。ただし、基本的にEOTを用いた技術が多いので修理には相当の時間が掛かると思われる。幸いなのは、メギロートの生産ラインが3つ程無事だった事か。基本的には偵察用に使われるメギロートだが、戦闘力自体はその辺のPTと互角に渡り合えるレベルだし、何より無人機というのが非常に嬉しい。生産時にマスター権限やその他を入力しておけば問題無く労働力として使用可能だろう。人数の少ない俺達シャドウミラーとしては非常に有り難い。
生活区画に関しては、普通の街と同じようなものが揃っていた。これは恐らく捕らえた人間にストレスを感じさせない為と思われる。実際、この生活区画があるおかげで技術班の面々はストレスを感じずに活動しているのだから。また、現在は150人に満たない人数なので1つの生活区画に集まっているが、他にも同様の生活区画が多数ある事が報告されている。
そして技術班が大喜びしたのが各種研究施設。まさにEOTの塊と言ってもいいその施設を熱心に調べていた。……いずれ、エアロゲイターとシャドウミラーの技術が融合して妙なものが出来なければいいんだが。
また、ハイブリット・ヒューマンの生成チャンバーがある研究室はレモンが使う事になった。これでWシリーズの研究もより進むと非常に嬉しそうにしていたので、いずれより高性能な量産型Wが生まれるだろう。ただし、Wナンバーズに関しては現在予定はないと言っている。ラミアやウォーダンの件で何か思う所があったのかもしれない。
「ふぅ、この2週間で判明した所はこんなものか」
レモンから渡されたレポートを机の上に投げ出して一息吐く。
ホワイトスターの調査を始めてまだ2週間なのだが、技術班の面々は精力的に動き回ってかなりの事が判明していた。ちなみに、直径40kmのこのホワイトスターだが、これも技術班の調査によると防壁や装甲を何重にも重ねて作られており、ホワイトスターの居住可能な施設自体は25〜30km程度らしい。10km近い防壁と聞いて驚いたが、ある意味納得もした。
取りあえず一通りの大雑把な調査は終了したので、明日はまたブリーフィングルームに集まってこれからの事を話し合う予定だ。
「さて、今日は報告の前に1つ決めておきたい事がある」
レモン率いる技術班、エキドナ、そして俺の23人がブリーフィングルームへと集まっていた。そして早速これまでの報告を始めようとした技術班の1人を遮って俺が皆に声をかけたのだ。
「何ですか?」
「リュケイオスの設置場所だ」
リュケイオスの言葉にざわめきが広がる。
「そもそもアギュイエウスはレモンが色々と改良してヘリオス無しでも普通に動作するようになったと言ってもいいだろう。だが、リュ
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