20部分:第二幕その四
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わしの若い時の曲とは全然違って」
「はあ」
「モーツァルトの流れですかな」
彼は言う。
「それから出て来たような曲ですな」
「モーツァルトは天才ですよ」
伯爵は穏やかな笑みと共にそう述べる。
「オペラではまさに端役なしですしどの曲も」
「まるで天使の歌声のようだ」
バルトロも言う。
「そう仰りたいのですな」
「その通りです。あれだけの天才は今まで出ませんでしたし今後も」
「しかしですな」
バルトロはここぞとばかりにまたしても異議を呈した。
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