暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
A〜魔導師ランク昇格試験
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
が次に取った行動は、


「オーディーン!」
「なにっ!?」


ストラーダの投擲。意表を突かれた試験官はシールドで防ぐ。
それこそが僕の狙い。試験官は無手になった僕はストラーダを回収すると思うはず。
だが、僕はソニックムーブで一気に懐に入り、紫電を纏った蹴り上げを食らわせる。
攻撃の準備をしていた試験官は反応できず、僕の蹴りをまともに食らった。
そしてそのまま試験官よりも上に跳び、


「紫電……一閃!」


全力の拳で勝負を決めた。




side スバル


「でりゃああああああああああ!!」


試験官はあたしと同じ近接格闘型。


「リボルバー………シュート!!」


小手調べに放った攻撃。試験官はそれを回避。
そこからあたしはギン姉やフェイトさんのような機動型と判断。
そういう相手は……


「はぁっ!」
[protection.]


攻撃を受け止め、捕まえてから大技で決める。
と、行きたいところだが……
相手の機動力の高さゆえ中々つかまらない。
このままでは持久戦になってしまう。逃げ切られてしまえば合格にはならない。
そんな時に思い出した、模擬戦で何度もやられた憧れの人(なのはさん)の技。


(やれる?マッハキャリバー)
(当然です。私はあなたの相棒ですから)


試験官が迫ってくる。これが決まればきっと勝てる!
だから、絶対、決めて見せる!!


「なに!?」
[binding shield.]


なのはさんの近接戦封じの技だ。何度も何度も食らったのだ。これの脅威は知っている。
そしてこの後すべきことも。


「一撃……必倒!」
[Divine Buster.]


水色の砲撃が試験官を飲み込んだ。




side キャロ


「フリード!」


試験官はベルカの騎士で剣型のデバイスを使っている。
動きも速く、こちらの攻撃はほとんど当たっていない。
だけど、私も頑張ってきた。皆と一緒に訓練してきた。
強く、なって来たんだ!!


「ケリュケイオン!」
[Boost up.]


私は足にブーストを掛けた。
そして、強化した足で試験官の所まで駆ける。
端から見ればフルバックの私がそんな行動を取るのは無謀以外の何者でもない。
しかし、私は普通のフルバックではなかった。


「はあっ!」
「なにっ!?」


突進と共に蹴りを放つ。デバイスで防がれるが、それこそが狙い。


「バ、バインド!?」


私が放ったのはただの蹴りではないのだ。


『バインドキック』


事件が終わってから、ランスさんに体術を習い、完成さ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ