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レンズ越しのセイレーン
Mission
Mission7 ディケ
(3) ハ・ミル村 @
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「ナァ〜…」
「やった。もう一度パレンジの木に行きましょっと」
「ひょっとしてさっきの悲鳴って……あなたのしわざ?」
「だってお腹が空いちゃったんですもの。たくさんあるんだから一つや二ついいでしょ? さ、行きましょ行きましょ」
「ちょ…っ、それ泥棒の常套句よ!」

 ミュゼが強引に自分たちを村へ入る坂へと押し出した。こうなっては振り解いて場に留まるとあまりに不自然だ。ユティは小さく呟いた。


「――状況、失敗」
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