第八十九話 超勇者黙示録
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つんだ!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
凱はだ。今黄金のハンマーを手にした。
「全てのGストーンを!」
「全ての勝利を!」
「そして銀河を!」
「その手で!」
「頼みましたよ」
「頑張ってね」
「負けないで」
「ガッツ・・・・・・だっぜ!」
勇者ロボ達も今全てを託していた。そして。
凱が。パルパレーパにハンマーを振り下ろし。
「凱!やっちゃええええええええ!」
「そうだよ、ここで!」
命と護もだ。彼に叫んでいた。
「私達の力で!」
「銀河を救うんだ!」
「俺は一人じゃない!」
黄金の光の中で。彼は感じ取っていた。
「俺達は」
「ああ、俺達は!」
「何があっても!」
「絶対に!」
「一つだああああああああああああああああああああああああっ!!」
そのハンマーがパルパレーパを、そして彼等を直撃し。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
「!!」
「俺達の勝利だ!!!!」
凱が光の中で叫び。今。
ソール十一遊星主達がその光の中に消えていっていた。
「これが物質世界の掟」
「三重連太陽系が滅びる」
パルパレーパとアベルが呟いた。
「我々が」
「ここで」
「滅びてはいない」
だがその彼等にだ。戒道が告げた。
「パル=ス=アベル」
「その名前は」
「君のことだ」
目の前のアベルのことだというのである。
「赤の星の指導者アベルを基に造られたプログラム」
「それが僕だと」
「そう」
護も彼に話す。
「三重連太陽系はちゃんと再生してるんだ」
「嘘だ、それは」
「嘘じゃない」
こう言ってさらに話すのであった。
「ギャレオリア彗星の彼方に。百五十億年の時をかけて」
「百五十億年の」
「生命を持たない遊星主達がもっとも恐れた勇気の力に満ちて」
彼等は光の中に消えていく。今壮絶な戦いが終わった。
そしてパピヨンは。猿頭寺と共にいた。しかしだ。
彼は泣いていた。そうしてパピヨンに言うのだった。
「パピヨン・・・・・・」
「泣かないで」
パピヨンは優しい声をかけた。
「これでいいのです」
「いいんだね、それで」
「物質に永遠があってはならないのですから」
これがパピヨンの言葉だった。
「ですから」
「じゃあ君は」
彼はだ。パピヨンのその言葉を受けて問うた。
「精霊達のところに行くのかい?」
「いいえ」
それは否定してであった。
「耕助」
「僕に」
「そう、貴方の中に」
こう告げるのであった。
「永遠に」
「パピヨン・・・・・・」
「Gクリスタルは」
クリスタルについても話すのだった。
「三重連太陽系の人達から作られた」
「そうだったんだね」
「生命の結
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