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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第八十七話 降臨!!ジェネシックガオガイガー
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「帰りたい」
「そうなんだね」
「帰りたいんだね」
「俺のいるべき場所へ」
 そこへだと。彼は確かに言った。
「そして取り返したい」
「うん、そして」
「それは
「勇気ある誓いを」
 それをだと言った。そしてだ。
 それを聞いた護がだ。笑顔で彼に話した。
「勇気さえあればね」
「勇気さえあれば」
「奇跡だって起こせるよ」
「絶対に」
「クーラティオ」
 まずは護と命だった。
「テネリタース」
「セクティオ」
「サルース」
 そしてだ。遂に凱も。
「コクトゥーラ」
 この言葉と共にであった。彼等を光が包み込み。何かが語り掛けてきた。
「再生の力を止めるもの。それは」
 まずはだ。こう三人に告げるのだった。
「それは破壊の力」
「それがか」
「破壊の力がなんだね」
「破壊は新たなゼロへの希望」
 それはだ。こう言うのだった。
「無限なる可能性への挑戦」
「まだ生きてるのね」
 命が言った。その時だった。
「ガオオオン!」
「ギャレオン!?」
 彼の咆哮が聞こえた。見れば彼もいた。
「ここは一体」
「Gクリスタル」
 護が言う。
「ここは」
「Gクリスタル?」186
「かつて三重連太陽系が機界昇華された時」
 話はそこにはじまるというのだ。
「緑の星の指導者カインは」
「カインが」
「あの人がなのね」
「最後の希望を託して遺産を遺していた。それが」
 護はだ。こう二人に話した。
「ギャレオンなんだ」
「そうだったのね」
「ギャレオンもまた希望だったんだな」
「うん、それで」
 護は二人にさらに話していく。
「機界昇華は終わり」
「そうして」
「あの連中がか」
「うん、三重連太陽系はソール十一遊星主による再生プログラムを始動したんだ」
 ここで彼等の名前が出た。
「Zマスターに対してJ達、つまりソルダート師団率いるアーク艦隊があったように」
「そしてギャレオンも」
「あいつもまた」
「ギャレオンは遊星主に対するアンチプログラムなんだ」
 このことをだ。護は今話した。
「そうだったんだ」
「Jと同じだったのか」
「うん」
 凱にまた答えた。
「そうだったんだ」
「じゃあ」
 ここで命も言う。
「ギャレオンは元々は」
「そうだよ」
「ゾンダー用に造られたのではなかったのね」
「Zマスターの侵攻が激しかったから」
 護はまた話した。
「それで本来の目的とはね」
「違う使い方をしていたのね」
「そうだよ。だから」
 それでだと。護の言葉は続く。
「僕達は呼ばれたんだよ」
「護君達が」
「ギャレオリア彗星の彼方にあるこの場所に」
 今彼等が戦う。その戦場にだというのだ。
「そして」
「そして?」
「真実を知っ
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