暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 《黒の剣士と白の死神》
第一部 全ての始まり
第三話 デスゲーム開始後〜人々の関わり〜
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?」

その時に、声が響いた。



《キョウヤ・サイド》

「なんだお譲ちゃん…君も遊ぶかい?」

ゲヒヒヒヒヒ…と汚い笑い声が響く。

「残念だが……俺は男だ!!!」

俺は片手剣を抜くと、二人の男を叩きつけた。(ように見えるだけだが。)

「な、何しやがる……くらええ!!」

三人目の男が、安っぽいナイフを振り回すが、足払いをしたら簡単に地に伏せた。

ただ、レベルがレベルなので、そんなに吹っ飛ばない。

え?ならどうしてだって?そんなもの気迫とかで代用だ。感情表現がオーバーなSAOならできるさ。

俺はそいつに剣を首筋に構える。

「死にたくなかったら、二度とこんなことすんじゃねえぞ、この……負け犬が!!」

俺は飛び切りの『笑顔』で言う。

「ひ、ひいいいいいい…」

「…思い出した!この笑い方!この仕草!確かベータテスターの《片手剣の狩人》!!

リーダー……こいつ関わるとろくなことがねえよ……」

「ああ……そうさ。俺こそ《片手剣の狩人》。HPが0になったら死ぬんだ…。」

俺はプーのセリフを真似してこういった。

「イッツ・ショウタイムと行くか……死にたくないんなら消えろ!!!」

「「う、うわあああああああああ…」」

男たちは逃げていった。

俺は帰ろうとすると、

「あの……ありがとう…」

彼女のことを忘れていた。



《シリカ・サイド》

あのあと私は、キョウヤさんと歩きながら話しをした。

「さっきはありがとうございました。」

「いいよお礼なんて。」

「……と言うか、あなた男だったんですか?」

「……なんか俺今日ついてないな…ああ、立派な男だよ。ったく…」

わたしがそれを言うと、キョウヤさんは苦笑した。

「……これから、あなたはどうするんですか?」

言うと、笑っていたキョウヤさんも真面目な顔になる。

「俺は、次へ行く。」

「行くんですか!?危ないのに?」

「行くよ。とまってても仕方ないからな。シリカはどうする?」

ちなみに最初あったときにフレンド登録はしている。

「私は……」

すると、キョウヤさんは、何も言わずに黙ってくれた。

「……なら、誰かとパーティを組むといい。もちろん信用できる…な。」

「そうですね。……でも、」

「でも?」

言えなかった。

そんなこと。

「いえ、何でもありません…今日はありがとうございました。またいつか、会いましょう。」

「そうだな。またいつか。気をつけろよ。」

私は、そう言って、街のほうへと走っていった。

キョウヤさんとは二度とあわない覚悟だったが、近いうちに会う
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