第百十四話 幕臣への俸禄その六
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のですが」
明智もそれならば、と述べる。
そのうえでこう羽柴に対して述べた。
「ところで羽柴殿はこれからも」
「はい、織田家におります」
「そして織田殿に仕えられますな」
「よい家です」
羽柴はにこりと笑い茶を飲みながら述べる。
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