第百十四話 幕臣への俸禄その四
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
場に向かい妻はその留守を守る」
そこには夫の討ち死にへの覚悟も入る。
「それが務めですが」
「それでもですか」
「だからといって幸せになってはいけないということもありません」
そうした考えもないというのだ。
「武家の女でも幸せになっていいのです」
「ではたまもまた」
「よき家のよき伴侶の妻とする」
確かな声と顔で息子に告げる。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ