第64話 =橋上での激戦!=
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あのサラマンダーズの作戦が何か関係していると思うけど…。この世界の仕組みを十分に理解していない俺たちが答えに到達することは無いだろう。でもやっぱり気になるので出来る限り考えてみる。
「……『s』って何だ…?」
考えるのもどうしても…というかあの『s』から続きそうな名前が判らないのでシルフ…サクヤ…サラマンダーと頭文字がsのALOで聞いた名前を考えていると不意に、今日塔から飛び立つときにレコンとの会話を思い出した。
『…まぁそういうわけだから当然僕も…といいたいところだけど、僕はもうしばらくシグルドのパーティに残るよ…』
「……シグルド?」
疑う余地はあるだろう。リーファが抜けるのを拒んでいたし恐らくリーファ大好きなレコンが俺たちについて来なかったというのはリーファに「いらない」と言われたことがショックだったわけじゃなくあいつにも考えていることがあったんじゃないか…?
「…シグルドが俺たちを邪魔だと思ってサラマンダーをけしかけた…?…まさか…ね」
一番無さそうな考えを自分で言ってそれを否定した。俺とキリトを潰すのならともかくリーファまで巻き込んでしまう。
「…駄目だ、わかんねぇ…」
どうしてもシグルドとサラマンダー、そして何故俺たちが作戦の障害になるのかが繋がらないので諦めてスイルベーン特産のタバコもどきを口に咥え、リーファの隣に座ることにした。
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